抜群の顔面力！タイBLの顔・ブライト＆ウィンのラブシーンが熱狂を呼ぶ理由

タイ本国にて2月に放送が開始されて以来、Twitterの世界トレンド1位を獲得したり、原作小説の翻訳版やコミカライズが日本でも出版されることになったり...と爆発的な人気を見せているタイBL(ボーイズラブ)ドラマ。その火付け役となったのが、王道の学園ラブコメディ「2gether」だ。

今年6月と10月にはファンミーティングもオンライン開催されるなど、まさに「タイBL作品の顔」と言える主人公カップルを演じたブライト＆ウィン。アイドル顔負けの超美形の彼らが織りなす、少女漫画さながらの胸キュンシーン...そんな中毒性のあるストーリーは、新たなタイBLファンを瞬く間に増殖させた。そして「いつまでも彼らの世界に浸っていたい」と願うファンの熱意を追い風に、「2gether」の1年後を舞台にしたスピンオフ特別編「Still 2gether」が制作され、12月10日(木)深夜よりWOWOWプライムで日本初放送される。

■好対照なビジュアル！超絶イケメンが織りなす少女漫画的胸キュンシーンの数々

まず、ひと目で惹きつけられてしまうのが、そろって身長180cm超えという抜群のスタイルとルックスを持つブライト＆ウィンの存在だ。女の子が大好きでチアリーディング部に入った天然のタイン(ウィン)に対して、どんなに女の子に騒がれてもクールな態度は崩さない硬派なサラワット(ブライト)。少年らしい無邪気さと魔性のフェロモン――異なるタイプで魅力を放つ二人の相性がとにかく絶妙で、この二人の恋ならば...と納得させられてしまう。

ゲイの同級生から猛アタックされ困り果てたタイン(ウィン)が、大学一のイケメンであるサラワット(ブライト)に彼氏のフリを頼んだことからストーリーが始まる本作。その"ラブライン"に散りばめられた胸キュン描写の多さも、ついドラマにハマってしまう要因のひとつ。ポッキーゲームでキスをしてしまったり、一つのイヤホンを分け合ってお気に入りの曲を聞いたりと、目が離せない二人の接近シーンが満載だ。

そしてドキドキさせられるのが、ストレートな口説き文句。「お前は俺のものだ」「そんなに見つめたら、落ちるまでキスするぞ」「オレが迫るのは好きな奴だけだ」といった直球のセリフの数々は、見ているこちらが照れてしまうほど...。

■物語の世界観を盛り立てる！タイの人気バンド・Scrubbが紡ぎ出す楽曲

そして、軽音楽部に所属しており、バンドのギタリストでもあるサラワット。劇中でも必然的に多くの楽曲が流れるが、魅力的なOSTが度々登場することで、より二人のストーリーをドラマティックに彩ってくれる。

実は、ドラマの原作者がタイの人気バンド・Scrubbの曲の大ファンで、その楽曲にインスパイアされたことから物語が生まれた「2gether」。劇中のポイントとなるシーンで彼らの楽曲も採用されており、青春の甘酸っぱさを感じる歌詞とメロディーは、タインとサラワットの心情をより鮮明に表現している。

また、エンディング曲はブライトが歌う「Kang Coo」。この曲のMVはウィンとともに出演しており、YouTubeでは3100万回以上(12月6日時点)の再生回数を記録。物語の余韻に浸るファンの多さを改めて窺わせる。

スピンオフの「Still 2gether」では、大学2年生となったタインとサラワットが登場。ほかにも、タインの兄・タイプにひと目惚れしたワイルドな青年・マンや、サラワットの弟プーコンが片思いするミル先輩といった人気キャラクターたちの気になる"その後"も描かれる。

軽音部やチアリーディング部に巻き起こる騒動や、ラブラブな同居生活、遠距離ですれ違う感情...と、日常生活で起こる些細な出来事に翻弄される彼らは、どのように関係性が変化していくのか？何より、それぞれのキャラクターに漂う1年間という月日を積み重ねたからこその空気感が、抜群のリアリティを生んでいる。

ちなみに、ブライトとウィンが歌唱する今作のエンディング曲「Still 2gether」も、「Kang Coo」に負けず劣らず人気を集めているが、まるで劇中での二人の関係性をそのまま映し出したような甘くメロウなナンバーは必聴だ。

文＝津金美雪

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