「トッケビ」で魅力が開花!遅咲きのヒロイン、ユ・インナが演じる自立した女性像

「私を愛したスパイ(原題)」
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(C)MBC

放送から約5年が経つ今なお根強い人気を誇る「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016年)。コン・ユ扮する永遠の命を持つ"トッケビ"と天真爛漫なヒロインの主演カップルに負けず劣らず、視聴者に非常に愛されていたもう1組のカップルが、イ・ドンウク扮する"死神"とユ・インナが演じたチキン店の社長・サニーだ。

特に、恋愛に不器用な死神を引っ張っていくというクールでおしゃれなサニー役を演じたインナは、本作で大ブレイク。韓国のみならず、アジアで認められる存在に成長した。

38歳とは思えないユ・インナのキュートさ!「私を愛したスパイ(原題)」

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トレンドを押さえたメイクやその抜群なスタイルでも女性からも支持を集めているユ・インナは、実はこう見えても38歳。BIGBANGやBLACKPINKの事務所として知られるYG ENTERTAINMENT所属で、もともとはアーティスト志望だったが、27歳の時にドラマデビュー作「明日に向かってハイキック」(2009年)で女優に転身した経歴を持つ。

その後は、「シークレット・ガーデン」(2010年)や「最高の愛~恋はドゥグンドゥグン」(2011年)、「星から来たあなた」(2013年)といった大ヒットドラマで、ヒロインの親友や仲間といった"2番手"のポジションで存在感を発揮。そして彼女の人生を変えたと言っても過言ではない「トッケビ」との出合いで新境地を開拓すると、再びイ・ドンウクと共演を果たした「真心が届く」(2019年)でヒロインに起用。遅咲きではあるが、トップ女優の地位を確かなものにしていく。

「私を愛したスパイ(原題)」

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そんな彼女の主演最新作が、5月14日(金)よりKNTVにて日本初放送される「私を愛したスパイ(原題)」だ。ユ・インナが演じた主人公アルムは、心身ともに自立したウェディングドレスのトップデザイナー。彼女の元夫で旅行作家のジフン(エリック)と、現在の夫でエリート外交官のデリック(イム・ジュファン)が、どちらもアルムに身元を隠したスパイだったことから、奇妙でスリリングな三角関係が繰り広げられていく。

「私を愛したスパイ(原題)」

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イケメンすぎるジフンが、かつてアルムに夫として寄り添ってあげられなかった後悔の念が切なく描写される物語の前半。もともといがみ合って別れた訳ではない2人だけに、今になって知らされる元夫の仕事内容や思いにアルムは理解を示していく。

そして後半に向かうにつれ、インターポール所属の諜報員であるジフンとは敵対するスパイ組織の一員だったデリックへの疑惑が生じていき、アルムの胸中を激しく揺らす...。序盤では"過去"だったはずのジフンの存在が、彼女の中で次第に大きくなってくるのだ。

「私を愛したスパイ(原題)」

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互いにスパイとしての腕はどちらも超一流で、プロ意識の高い"2人の夫"たちが心底愛するアルムは、デザイナーらしく外見や所作は非常に洗練されているが、その実、意志が強くパワフルな性格の持ち主。怪しい男を前にスパムを投げつける勇敢さも持ち合わせている。持ち前の鋭い勘で逆に2人の夫を翻弄する勢いがあり、男性に媚びることのない自立したスタイルには、女性として憧れてしまうはずだ。

「私を愛したスパイ(原題)」

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そんな魅力的なヒロイン像を作り上げられたのは、生まれ持った愛嬌の奥に強い芯を感じさせるインナが演じたからこそ。華やかなルックスはもちろんだが、イケメン夫たちが魅了してしまうのも頷ける"内面の輝き"に溢れている。

年齢を重ねていくにつれ魅力が増し、常にステップアップしていく彼女の活躍を今後も期待したい。

文=津金美雪

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放送情報

私を愛したスパイ(原題)
放送日時:2021年5月14日(金)20:00~
※毎週(金)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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