全てはチャン・ヒョクの熱演から始まった...傑作スリラー「ボイス」シリーズ大ヒットの歴史

「ボイス~112の奇跡~」
「ボイス~112の奇跡~」

(C) STUDIO DRAGON CORPORATION

10月10日(日)より「ボイス」シリーズの最新シーズンとなる第4作「ボイス4(原題)」の日本放送がついにKNTVでスタートする。ボイスプロファイラーと敏腕刑事がタッグを組み、凶悪な事件解決に挑む同シリーズは、緊迫感溢れる展開、本格的なアクションで韓国ドラマの歴史を塗り替えたとも言われるサイコスリラーの傑作だ。日本でも唐沢寿明&真木よう子主演でリメイクされた「ボイス 110緊急指令室」が反響を呼び、その続編が9月に最終回を迎えたばかりだ。

ソン・スンホンが最新シーズン「ボイス4(原題)」に登場
ソン・スンホンが最新シーズン「ボイス4(原題)」に登場

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ソン・スンホンがLAの敏腕刑事役に扮した「ボイス4(原題)」
ソン・スンホンがLAの敏腕刑事役に扮した「ボイス4(原題)」

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韓国版の刑事役はシーズン1(「ボイス~112の奇跡~」)のチャン・ヒョク、シーズン2・3のイ・ジヌク、そしてシーズン4ではソン・スンホンと俳優を変え、普通の人には聞こえない音を聞き分ける"絶対聴覚"を持つ112通報センターのセンター長、カン・グォンジュを演じたイ・ハナとのそれぞれのバディが楽しめるのも面白さの1つ。

中でも、「ボイス~112の奇跡~」のチャン・ヒョク扮するム・ジニョク刑事と、最初は敵対関係だったグォンジュが信頼関係を築いていく様子は、その後のシリーズの根幹をなす最も重要な過程だけに秀逸だ。

「ボイス~112の奇跡~」
「ボイス~112の奇跡~」

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本作で初の刑事役に挑んだチャン・ヒョク。ジニョクは署内でも高い検挙率を誇り仲間からの信頼も厚いスター刑事だったが、愛する妻を惨殺されたことにより状況は一変。容疑者をはじめ、妻からの通報を受けたにも関わらず彼女を救えなかったグォンジュらにも剥き出しの敵意を向けるようになる。仕事は無気力になり、妻の事件について迂闊に触れようものならば、どこまでも噛みつき暴れる。

ジニョクのスイッチが入ったように怒り狂う姿からは、それほどまでに妻を愛していたことがひしひしと感じられる。また、重い病気で入院する息子に向ける愛情深さも印象的。ヒョク自身も実生活で妻子がいるだけあって、父性に満ちあふれたジニョクの表情は非常にリアルで涙を誘う。

「ボイス~112の奇跡~」
「ボイス~112の奇跡~」

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対するグォンジュは常に冷静沈着。通報があってから被害者の安否を分けるタイムリミット"ゴールデンタイム"の10分の間に事件を多角的に判断し、現場へ的確な指示を送る。ジニョクにどんなに怒鳴られても、表情を崩すことなく仕事に没頭する彼女には安心感さえも覚えてしまう。彼女の冷静な判断、現場の音から推理する天才的な能力は、最初こそ嫌々指示に従っていたジニョクでさえも、認めざるを得ないものとなるのだ。

イ・ハナ扮するグォンジュ(「ボイス~112の奇跡~」)
イ・ハナ扮するグォンジュ(「ボイス~112の奇跡~」)

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動のジニョクと静のグォンジュ――。2人を支えるチームメンバーの絆も厚く、ジニョクを慕う後輩のデシク(ペク・ソンヒョン)や語学力を買われたウンス(ソン・ウンソ)らも事件解決に向け大きな力となっていく。

日本版では、デシクにあたる石川役は増田貴久(NEWS)が演じ、ウンス役には石橋菜津美と、イメージそのままに忠実にリメイクされていたが、韓国版と日本版ではやや雰囲気の異なるキャラクターも。日本版ではコミカルな表情を見せていたホワイトハッカーの緒方(田村健太郎)役は、SUPER JUNIORのイェソンが演じた韓国版では、DJもこなすイケメン刑事のヒョノに。ジニョクとグォンジュから始まり、少しずつチームとしても結束していく様子も見応えがある。

ペク・ソンヒョン扮するデシク(「ボイス~112の奇跡~」)
ペク・ソンヒョン扮するデシク(「ボイス~112の奇跡~」)

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SUPER JUNIOR・イェソン扮するヒョノ(「ボイス~112の奇跡~」)
SUPER JUNIOR・イェソン扮するヒョノ(「ボイス~112の奇跡~」)

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1分1秒を争う手に汗握る緊迫感に、ヒョクならではのパワフルで密度の濃いアクション、そして互いの命さえも預け合えるバディ&チームの絆...。これには、韓国ドラマの歴史を塗り替えたという事実も納得の仕上がりだ。実際、視聴率はケーブルテレビ局・OCNの歴代最高を記録し、シーズン1の好評ぶりがきっかけでシーズン2以降も制作されるに至った。ぜひ最新シーズンと合わせて、その礎とも言える「ボイス~112の奇跡~」をチェックしてほしい。

チャン・ヒョクら出演者インタビューやメイキングが収録された「「ボイス~112の奇跡」特別編 まだ終わらない話」
チャン・ヒョクら出演者インタビューやメイキングが収録された「「ボイス~112の奇跡」特別編 まだ終わらない話」

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文=津金美雪

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放送情報

ボイス4(原題)
放送日時:2021年10月10日(日)20:00~
※毎週(日)20:00~(2話連続放送)
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV

ボイス~112の奇跡~
放送日時:2021年10月25日(月)2:30~
※連日2:30~
「ボイス~112の奇跡」特別編 まだ終わらない話
放送日時:2021年11月11日(木)・12日(金)2:30~
チャンネル: KNTV

※放送スケジュールは変更になる場合があります

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