「トッケビ」で育まれた尊い関係性も...今まで見たことのないイ・ドンウクの秘めた一面

「パラドンバダ~海の見えるライブBar」
「パラドンバダ~海の見えるライブBar」

昨年11月に40歳という一つの節目を迎えたイ・ドンウク。12月から韓国で放送を開始した新ドラマ「Bad and Crazy」では、自身の私利私欲を優先する刑事という役どころを演じており、これまでに見せたことのないダーティーな表情に注目が集まっている。

新たな挑戦を続けるドンウクだが、彼の代表作と言えば、やはり美しき死神を演じた「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」(2016年)。同作でヒロインを演じたキム・ゴウンと5年ぶりに共演し、話題を呼んだ音楽ヒーリングバラエティ「パラドンバダ ~海の見えるライブBar」でも、ドンウクの新たな一面を発見することができる。

イ・ドンウク、キム・ゴウンの共演が話題を呼んだ「パラドンバダ~海の見えるライブBar」
イ・ドンウク、キム・ゴウンの共演が話題を呼んだ「パラドンバダ~海の見えるライブBar」

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1月21日(金)深夜からKNTVにて日本初放送される「パラドンバダ ~海の見えるライブBar」は、ドンウクやゴウンのほか、SHINeeのリーダー、オンユ、イ・ジア、イ・スヒョン(AKMU)ら豪華メンバーが、浦項(ポハン)の美しい海を前に期間限定のライブバー"パラドンバダ"をオープンさせるというコンセプト。お客さんに提供する料理やドリンク、生演奏の音楽の選曲までも自分たちで手掛け、心のこもった最高のおもてなしをする。また今回の企画は、"サステナビリティ(持続可能性)"という言葉もひとつのキーワード。自然環境を損なわず共存するような店づくりにも配慮しているのだ。

「トッケビ」以来仲の良い友人であるドンウクとゴウンは、ごく自然にアイコンタクトやスキンシップを交わしており、時折覗かせる彼らの自然体な関係性が興味深い。今回ゴウンには"海を守る"という役割が与えられており、ドンウクとともにダイビングをしてゴミ拾いをする場面も。ただでさえ、ライブバーの準備で忙しい中で、慣れないダイビングでお互いに気遣い合う姿が印象的だった。

「パラドンバダ~海の見えるライブBar」
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番組の一番の見どころは海を背景にしたステージで、波の音とともに聴くことができる生演奏。眩い光がきらめく日中や、海面が鮮やかに色づく夕方、寄せる波音が心地よい星空の下――時間帯によって表情を変える海辺に、天使のような歌声のスヒョンや、優しさの中に芯を感じるような声が魅力のオンユらの生歌が響き渡る。

「パラドンバダ~海の見えるライブBar」
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ドンウクもスヒョンからデュエットの提案を受け、ステージで一緒に歌うことに。それを知ったゴウンが、「カラオケに行ってもあまり歌わない人が、一体何を歌うの?」とドンウクに声を掛けた。すると「カラオケに行ったら君とケビ(コン・ユの愛称)がずっと歌うから。ゴウンは6曲、ケビは3.5曲、僕は0.5曲だ」と明かしたドンウク。「トッケビ」チームの気の置けない関係性も垣間見える、こうした貴重な"雑談"がファンにはまた堪らない。

そしてついに迎えた本番。ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』(2016年)の挿入歌「City of Stars」を歌ったドンウク。甘く囁くようなドンウクの歌声に、スヒョンの高音が混じり合い夜の海にぴったりのハーモニーを奏でる。とても普段カラオケで歌わない人の歌声とは思えない美しい声だった。

その後もオンユとともにSHINeeの「An Encore」を披露。この時の力強い歌も印象的だったが、ステージ上で「僕はSHINeeが大好きです。シャヲル(SHINeeファン名称)です」と告白したことにも驚かされた。

「パラドンバダ~海の見えるライブBar」
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また、"パラドンバダ"を訪れるゲストも豪華。一番初めにゲストとして登場したのは昨年ソロデビューしたことも話題になったBLACKPINKのROSÉ。ユ・ジェハの「愛しているから」をカバーした彼女が、歌詞に感情移入したのかステージの上で涙を見せる場面もあり、海辺の美しいロケーションとも相まって心に響く名シーンとなった。

「パラドンバダ~海の見えるライブBar」
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兄貴肌のドンウクを中心に自然なチームワークが生まれ、台本のない新鮮なやり取り、野外ステージでの姿、海を前に開放的に過ごす様子など、今まで見たことのないようなグルーヴ感が実に心地いい。最高の音楽と仲間たちに包まれて、心も体も"ほぐれた"素顔を見せるドンウクの表情にもぜひ注目してほしい。

文=津金美雪

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放送情報

パラドンバダ~海の見えるライブBar
放送日時:2022年1月22日(土)0:00~
※毎週(土)0:00~
チャンネル:スカチャン1(KNTV801)、KNTV
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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