梶原岳人島崎信長が「ブラッククローバー」シリーズを振り返る!「大学生でしたからね、僕」

梶原岳人
梶原岳人

――本作の個人的な推しポイントや見どころを教えてください

梶原「『諦めないのがオレの魔法だ!』という言葉が今回の物語のキーワードになっていて、劇中でもたくさん使われているんですが、アスタが使うだけじゃなく、劇中で別のキャラクターも使っていたりするんです。自分の信念を込めた言葉をその相手も使うことによって、彼らの共通点が見える。そんな中での彼らのバトルは、すごく見応えがあると思います」

島崎「一番の見どころは、がっくんが言ったような、アスタの対話や彼の言葉が伝播したシーンだと思うんですけど、なぜか冒頭で登場する10年に一度の魔法バトルの祭典・トライアンフで、ミモザが実況役でクラウスさんが解説しているシーンが面白かったです(笑)」

島崎信長
島崎信長

――長期に渡るテレビシリーズを共に歩んできたスタッフ、キャスト陣が再集結となりましたね

島崎「いろいろ積み重なった中での長編で良かったですよね。これが全く新しい座組みで、今から集合して始めますよって言われたら、コロナ禍というのもあって、全員の顔を合わせてコミュニケーションをとることが、今はどうしてもしづらい状況で。2017年のスタート時は、新人のがっくんが『新人です!主役です!』と言って、だんだん人も増えてたりして、がっくんとなかなかコミュニケーションがとれなかったり(笑)」

梶原「大学生でしたからね、僕」

島﨑「(笑)。そんなコミュニケーションの積み重ねがあって座組みができあがっているから、別々の場所で戦ってもわかり合えるという...本編の内容じゃないですけど、そういうところはある気がしますね」

梶原「あと、僕のことも周りの方々がよくわかってくださっているというか。音響監督の高桑一(※「高」は正しくは「はしごだか」)さんもそうですけど、上手いイジり方をしてくれたりして。現場に居やすい空気感を作ってもらえているなと感じていました。やっぱり長く作品をやっている分、たくさんコミュニケーションが取れてきたなとは思いますね」

――映画「ブラッククローバー 魔法帝の剣」の公開を楽しみにされている皆さんへメッセージをお願いします

島崎「『ブラッククローバー』という作品は、魔法で全てを評価される世界で、魔力を全く持たないアスタが真っ直ぐに魔法帝を目指して、一歩一歩を積み重ね続けていくというお話なんですが、すごく背中を押してもらえる作品だと思っています。とてもポジティブなエネルギーをもらえる作品だと思うので、よろしければぜひ『ブラッククローバー』シリーズ全体を余すことなく楽しんで、いっぱい元気をもらって、皆さんのより良い生活に生かしてもらえたらうれしいなと思います」

梶原「テレビシリーズの時からそうだったんですが、『アスタのようになりたい』と思って過ごしてきたところもあったんですね。諦めない姿だったりとか、夢に向かって努力を続ける姿勢だったり、そういうところが今回の映画でもより強く感じられると思うので、観ている方それぞれがアスタの姿を見て、自分の夢や目標に向かう力をもらってくれればうれしいなと思っています。そうできるように僕も全身全霊で演じたので、力をもらってくれればうれしいです!」

撮影・取材・文=中村実香

この記事の全ての画像を見る

公開情報

映画「ブラッククローバー 魔法帝の剣」
2023年6月16日(金)全国公開&世界独占配信
公式サイト:https://bclover-movie.jp/

詳しくはこちら

キャンペーンバナー