皆川純子ら豪華キャスト陣を迎え「テニプリフェスタ」が7年ぶりに復活!テレビアニメ新シリーズ発表のサプライズも

(C)許 斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

6月3日〜4日の2日間3公演にわたって横浜アリーナにて開催された「テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP」。2016年以来7年ぶりの開催となる本公演ということで、会場には合計2万人を超える多くのファンが集まり、会場は熱気に包まれた。

4日の昼公演で最初に登場した諏訪部順一(跡部景吾役)が「チャームポイントは泣きボクロ」を披露すると、会場を埋め尽くすほどの氷帝コールが巻き起こり、客席は氷帝カラーである水色のペンライトで埋め尽くされる。そして、巨大モニターに開会を告げるオープニング映像が流れると、昼公演に出演する25人のキャストが登場し、皆川純子(越前リョーマ役)が開幕を宣言した。

「チャームポイントは泣きボクロ」を披露する諏訪部順一
「チャームポイントは泣きボクロ」を披露する諏訪部順一

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ライブパートのトップバッターとしてYOSHIKI EZAKI × Bleecker Chromeが登場し、テレビアニメ「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」のオープニングテーマ「I can fly」を熱唱。さらに上山竜治(種ヶ島修二役)が「閃きCHAY BOY☆」で圧巻のパフォーマンスを見せると、続けて高橋広樹(ラルフ・ラインハート役&菊丸英二役)が「ジャンプだホイ」でトロッコに乗って客席を沸かせ、高橋直純(丸井ブン太役)が「BUN BUN BUN!」でタオルを振り回し、会場を訪れたファンはキャストの歌声に応えるかのように、声を上げて盛り上げた。

森久保祥太郎(切原赤也役)の「Aggressor's High」、増田裕生(仁王雅治役)の「メテオドライブ」、新垣樽助(木手永四郎役)の「ALERT」といったクールな楽曲が続いた後は、ユニット「永遠(とわ)への旋律(メロディ)」が「FREE STYLE」を披露。諏訪部、新垣樽助(木手永四郎役)、相葉裕樹(入江奏多役)、置鮎龍太郎(手塚国光役)というここでしか見られない編成に会場からは大きなどよめきが起こる。川本 成(河村 隆役)と小野坂昌也(桃城 武役)を含むユニット「634」の楽曲「龍に乗れ」では、法被姿で登場しこぶしのきいた歌声を響かせた。

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暗転した後は「新ナンパの王子様」テニプリフェスタ 2023 年 ver.と題したアフレココーナーが行われ、会場からは笑いと拍手が起こった。この場でしか見られない貴重なアフレコシーンに、会場を訪れたファンが食い入るように見ていたのが印象的だった。

ここからは海外代表による歌唱コーナーへ。利根健太朗(ユルゲン・バリーサヴィチ・ボルク役)は「Gewinner」を力強く魂の歌声で観客の心を鷲掴みにすると、北田理道(ジャン・フィッツジェラルド役)と武内駿輔(クリス・ホップマン役)による「Way of life」、木村 昴(J・J・ドルギアス役)による「J・J・化」といった各キャラクターの個性が表れた彩り豊かな楽曲が続く。

川本と小野坂がMCとして登場し、初参加となった海外代表メンバーと共にトークを展開。木村が横浜アリーナのステージに初めて立つ喜びを語っていた。

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ライブ中盤はテニプリジャパンジュニアオールスターズによる「Party Time」を皮切りに、竹本英史(柳 蓮二役)の「Not ended yet 」、楠 大典(真田弦一郎役)の「EMPEROR OF FLAME」、永井幸子の(幸村精市役)の「OVERCOME」、佐々木 望の(亜久津 仁役)「ダイヤモンドダスト」といった日本代表キャストのソロ楽曲が続けて披露される。そしてテニプリジャパンオールスターズの新曲「UNSTOPPABLE」ではキャスト陣が肩を組みながらエモーショナルなパフォーマンスを繰り広げた。

MCでは新垣樽助(木手永四郎役)が、声援を返してもらえるライブを懐かしむ様子を見せた。また上山も、声援をもらうことへの喜びをあらわにした。するとここで、津田健次郎(乾 貞治役)と竹本英史からビデオメッセージが到着。デジタルシングル「Future Seekers -Dialogue Sadaharu Inui-」「Future Seekers -Dialogue Renji Yanagi-」の発売がサプライズ発表され、会場からは歓喜の声が上がった。

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ライブ終盤は甲斐田ゆき(不二周助役)の「伝い落ちるもの 伝えたいこと」からスタート。会場全体が青いライトに照らされるなか、しっとりとクールな歌声で楽曲の世界観を体現した。続けて遠藤大智(鬼 十次郎役)や細貝 圭(君島育斗役)など日本代表の高校生のキャスト陣が登場。「Life is a theatre」を披露した相葉裕樹(入江奏多役)が登場すると、バックダンサーを交えた妖艶なパフォーマンスで会場を魅了し、曲のラストはキャラクターの印象的なセリフで締めくくった。細貝 圭(君島育斗役)が「キミとParty Night」で会場をまるでクラブのような雰囲気に染め上げると、津田英佑(柳生比呂士役)の「LASER BEAM 」、テニプリアーティスターズの「Dear Friend」、諏訪部の「DISCOVER」、置鮎の「我が夢の代償」と続き、最後は皆川が目に涙を浮かべながら「青」を披露した。キャストによる挨拶の後はテニプリオールスターズによる新曲「ALL TOGETHER NOW」が披露され、「テニスの王子様」を愛するキャスト、そしてファンに向けて感謝の思いを届けた。

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アンコールでは女性キャストによるユニット「無敵プリンス」が「Virgin Breath」のイントロに合わせて登場。2024年にテレビアニメ「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP SEMIFINAL」が放送されることが発表されると、場内は歓喜の渦に包まれた。MCでは「これからもみんなの声を受けて、私たち演者も輝けるように頑張るので、熱い声援を変わらず届けてください」と改めてファンへの感謝を口にした皆川。最後はライブではおなじみとなっている「Love Festival」で締めくくり、皆川がファンに向けて「また会おうね」と再会を誓った。

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取材・文=川崎龍也

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公演情報

「テニプリフェスタ2023 U-17 WORLD CUP」
公式サイト:http://tenipuri.jp/festa2023/

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