大国・ティアムーン帝国で"わがまま姫"と蔑まれ、民衆の革命によって断頭台で処刑された20歳の皇女・ミーア。目覚めると12歳の頃にタイムリープし、第二の人生を歩み始めたミーアが、ギロチンで処刑される運命を回避するために大奮闘する歴史改変ファンタジー「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」が待望のTVアニメ化。2023年10月より放送スタートとなる本作の主人公・ミーア姫を演じる声優の上坂すみれにインタビューを行い、作品にかける思いなどを聞いた。
――今回の作品の世界観に対する印象を教えてください
「可愛い絵のタッチからはなかなか想像がつかないハードでリアルな中世の雰囲気が出ていて、民衆が飢饉や貧困から革命を起こすという歴史をしっかり描いているなと感じました。けれど、ミーアの『絶対にギロチンを回避する!』という、気持ち良いほどの保身から世直しに繋がっていくストーリーや、魔法やスキル、奇跡や偶然には頼らずにミーア自身が人脈などを手堅く作っていくところが骨太というか、ミーアを応援したくなるお話だなと思いました」
――演じる前に抱いていたミーアへの印象は?
「ドラマCDの時からミーアを演じさせていただいていますが、第一印象的にはすごく愛されている子だなというのがありました。メイドのアンヌを始め、ミーアが通うセントノエル学園のみんなからも、政府の人々からも、ある意味一目置かれていて、彼女自身も行動力があって...すごく主人公らしい主人公というイメージだったんですけど、やっぱり前の人生での数々の失敗をもう繰り返さないぞという部分が、ミーアをかき立てているというか。ただ前向きな子ではなくて、とにかく『もうギロチンにはかかりたくない!』というのが出発点にありつつ、いろんな人に触れていくことでミーア自身がすごく成長して、ちゃんと民を思い、国を思い、帝国の姫たる風格が備わっていくという成長物語でもあるので、ミーアは演じていて、どんどん変わっていくところがあるなと思っていました」
放送情報
ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~
放送日時:2023年10月8日(日)1:00~
チャンネル:TOKYO MXほか
※放送スケジュールは変更になる場合がございます
詳しくはこちら