
2025年2月7日(金)に劇場公開される映画『野生の島のロズ』。
無人島に漂着した最新型アシスト・ロボットのロズは、キツネのチャッカリたちと雁(がん)のひな鳥キラリを育てるうち、心が芽生えはじめる。ロズの優しさに触れ、怪物として彼女を拒絶していた動物たちも、次第に島の"家族"として受け入れていき、いつしか島はロズにとっての"家"となっていくのだった。渡り鳥として巣立っていくキラリを見送り、動物たちと共に厳しい冬を越えた頃、回収ロボットがロズを探しにやってきて、動物たちと築いてきた絆が引き裂かれようとする――。
本作はアメリカの作家ピーター・ブラウンによる児童文学「野生のロボット」シリーズが原作で、2024年9月27日に全米公開され、週末3日間のオープニング成績は3500万ドルと初登場第1位を記録。2025年アカデミー賞の本命との呼び声もあがっている。
日本語吹き替え版では、ロズ役に綾瀬はるか、チャッカリ役に柄本佑、キラリ役に鈴木福など豪華キャストがキャラクターたちに命を吹き込む。
今回は、キラリの声を演じる鈴木福にインタビュー。俳優として演じる際との違いや作品の見どころについて語ってもらった。
――脚本を最初に読んだときはどのような印象でしたか?
「脚本の前に僕は本編を観たのが先だったので、すごくいいお話だなというのが1番の感想です。このポスターから最初に思い描いていたイメージとはまたちょっと違って、『すごく素敵な作品をみせてもらったな』というのが最初の印象です」
――ポスターのイメージとは違ったのですね
「ただのハートフルな物語というわけではなく、少しハラハラする場面もあったり、ロボット対、動物たち、そしてロズ、のような構図が生まれたり。キラリの成長をすごく素敵に描かれているなと思いました」

――雁(がん)のキラリという役を演じられましたが、どんなところに1番注目してもらいたいですか?
「初めに生まれるところからはじまりますが、大人として、雁として、成長していかなきゃいけないという葛藤の部分に注目していただきたいです。あと、親子のようで本当の母親ではない、ロズとキラリの関係値がどのように広がっていくのかというところも見てほしいです
――キラリという役とご自身との共通点や、共感した部分はございますか?
「すごく前向きでポジティブなキャラなので、そこが似ています。嫌なことがあって葛藤はありながらも、次に向かうときには『えい!』と進むことができるところは近いかなと思います」
――キラリから学んだことはありますか?
「彼の強みは、ポジティブですごく強い精神力を持っているところです。その上で人と違うことを受け入れる心の広さを持っているところが、すごくいいなと思います。あと、ひたむきに頑張れる力を持っていると思います。尊敬しますし、なんてパワーがあるんだろうと思うキャラクターですね」
映画情報
映画『野生の島のロズ』
2025年2月7日(金) 劇場公開
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