セバスチャン(CV:小野大輔)とシエル(CV:坂本真綾)が向かうはドイツ!「人狼の森(ヴェアヴォルフ)」を舞台に魔女の呪いの謎を解き明かす『黒執事 -緑の魔女編-』

声優

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スネーク
スネーク

(C) Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler

緑の館の地下に通じる隠し階段を見つけたセバスチャンとスネーク(CV:寺島拓篤)。すぐにヴォルフラムに見つかり、階段には近寄らないように釘を刺されるが、スネークの蛇・オスカーを忍び込ませて階段の下の秘密を探ることに。やがてスネークのもとに戻ってきたオスカーが語ったのは、緑の館の地下にはたくさんの人狼が存在するという衝撃の事実だった...。

(C) Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler

すぐにその目で地下を確かめに行くセバスチャン。そこにはサリヴァンが人狼の怒りを鎮めるために完成を目指しているという"究極魔法"の魔法陣が。魔女のテーベ文字を読み解くセバスチャンの表情に変化が。さらには、「村人のアンネから人狼の匂いがした」と、オスカーの口からまたもや驚きの事実が語られる。
地下室の人狼、村人の匂いと、この村と館に急速に疑惑が生まれた第5話。セバスチャンは地下室のテーベ文字から何を読み取ったのだろうか...。

■<第6話:その執事、失望>

ジョン・ブラウン
ジョン・ブラウン

(C) Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler

そして第6話では、屋敷の裏で話していたセバスチャン、スネークのもとに、女王の馬丁、ジョン・ブラウン(CV:神谷浩史)が訪れる。女王陛下からの手紙を受け取ったセバスチャンは、その内容を見てまたもや驚いた顔を見せ、「いよいよ悠長にしていられなくなりましたね」と焦った様子に。部屋に戻るとフィ二を追い出し、2人きりの部屋でシエルに「復讐の途中放棄は契約違反」と詰め寄る。悪魔であるセバスチャンの姿が、彩度の低い暗い描写と冷淡な声色で描かれている圧巻のシーンだ。

(C) Yana Toboso/SQUARE ENIX,Project Black Butler

そして、この荒療治ともいえるセバスチャンの行動によって、深層心理の世界で、もう一人のシエル(CV:沢城みゆき)と対話し過去の呪縛と戦っていたシエルは、ついに元に戻る。そして、女王陛下の手紙に記されていたのは、"呪いの正体"だったのだ...。

ついにシエルも復活し、物語の加速を予感させた第6話。前半に張り巡らされた違和感の多くも、まだ解決はしていない。彼女のいう"究極魔法"とは?何かを隠しているようなヴォルフラムと村人の様子も気にかかる。ジョン・ブラウンの正体の掴めないところも、今後の同シリーズの中でどのように繋がっていくのだろうか。

"呪い"により幼児退行し弱っている時のシエルと、過去の呪縛に打ち勝って平常心を取り戻したシエル。そんなシエルを演じ分けた坂本真綾の声の演技も見事だった。そして、悪魔の姿をさらけ出し、シエルに冷酷な言葉を投げかけるセバスチャンを小野大輔が演じたシーンは圧巻。深層心理の世界で戦うシエルを映し出した場面など、息を吞む場面が多いのも見どころだ。

数々の伏線が回収されていくであろう第7話以降の展開からも目が離せない。"呪い"の正体が解き明かされる最終回が待ち遠しい。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

黒執事 -緑の魔女編-
第7話放送
日時:2025年5月17日(土)23:30~※毎週(土)放送
チャンネル:TOKYO MX、BS11、群馬テレビ、とちぎテレビ

放送日時:2025年5月19日(月)21:00~※毎週(月)放送
チャンネル:AT-X

※上記のほか、MBS、ABEMA(地上波同時配信)ほか各種ストリーミング配信などでも配信
※放送・配信スケジュールは変更になる場合がございます

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