飯塚麻結が語る"《女神》"テオリッタのギャップと信念──可愛さと凛々しさが共存するキャラクターに込めた想い

声優

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『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』
『勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』

2026年1月3日(土)より全国28局にて順次放送開始されるTVアニメ『 勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録』。
HOMIISでは、放送に先駆けて主要キャストへのインタビューを3週連続でお届けする。

第2弾となる今回は、褒められることが好きな自尊心の高い性格と、《女神》としての慈しみを併せ持つテオリッタを演じる飯塚麻結が登場。
無邪気さと使命感が交錯するキャラクターに、どう命を吹き込んだのか──ザイロとの関係性の変化、演技に込めた繊細な感情表現、そして収録現場での温かな交流まで、"癒し"と"信念"を宿すテオリッタの魅力について、飯塚自身の言葉で紐解いてもらった。

――テオリッタは褒められるのが好きな⾃尊⼼の⾼い性格でありながら、《⼥神》としての優しさも持っている特徴的なキャラクターです。最初に彼⼥のキャラクターを知った時、どんな印象を受けましたか?

「コロコロ変わる表情や褒められようとしている姿を⾒て、まず素直に可愛らしいなと思いました!《⼥神》なので⼈とは違うのですが、⼦どもらしく拗ねたりするシーンは愛らしいです。その中に⾒え隠れする《⼥神》としての信念にも惹かれました。凛々しく、逞しくて、共に戦う覚悟などは⾒ていて格好良いなと思います。ギャップ、良いですよね‥!⼈々を助けたいという思いから⽣まれる衝動をすぐ⾔葉にする、⾏動を起こすところも⾒ていて飽きないです」

――テオリッタはザイロと戦いを共にすることになりますが、この2⼈の関係はどのように感じていますか?また、演技の中で意識していることはありますか?

「アニメでは2⼈の関係性が深まるまで、たっぷり時間をかけて描いています。原作ともコミカライズとも意図的に変えたと聞いています。なので私個⼈としては、序盤のザイロの態度に悲しみを覚えてしまったのですが...テオリッタとしては決してへこたれることなく、真っ直ぐに向き合いました!ですがそんなテオリッタでも不安になったり疑問に思うことはあるはず。強く真っ直ぐな彼⼥の中のゆらぎをどこまで声として表に出すのか、出てしまうものなのか、という部分は常に繊細に考えています。

あとはとにかく、唯⼀と⾔っていいほどの可愛い癒し担当だと思っているので‥!可愛いところはひたすらに可愛らしく。そして《⼥神》として戦うときにはガラッと変えて凛々しく。その両⽅の魅⼒を感じてもらえるように頑張っています」

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