新人声優NOW ON AIRの6人が人気声優・三森すずこと『きみ声』で共演!

写真左から、飯野美紗子、岩淵桃音、片平美那、神戸光歩、鈴木陽斗実、田中有紀
写真左から、飯野美紗子、岩淵桃音、片平美那、神戸光歩、鈴木陽斗実、田中有紀

『時をかける少女』『サマーウォーズ』など細田守監督作品や、片渕須直監督の出世作ともいえる『マイマイ新子と千年の魔法』といった、ハイクオリティな作品を数多く世に送り出してきたマッドハウス。日本を代表するアニメスタジオが2017年に制作したオリジナル劇場アニメ『きみの声をとどけたい』は、神奈川県湘南地区を舞台に描く、女子高生たちの群像劇だ。

(C)2017「きみの声をとどけたい」製作委員会

小さな頃に祖母から、言葉には口に出した瞬間から"コトダマ"という力が宿り、良い言葉はみんなに幸せをもたらすが、悪い言葉を口にすると自分に返ってくる、と教えられていた高校2年生のなぎさ。彼女は、夏休みを目前にしたある雨の日、以前は喫茶店だった廃屋で地元のミニFMスタジオを発見。かつてその喫茶店を営んでいたマスターの孫で、事故に遭って以来ずっと意識不明の母・朱音を看病する紫音と出会い、共にラジオパーソナリティーとして活動することになる。

主人公・なぎさをはじめメインキャラクター7人のうち、紫音を演じる人気声優・三森すずこ以外の6人は新人声優発掘育成企画「キミコエプロジェクト」第1弾となる「キミコエ・オーディション」の合格者。本作が彼女たちの本格的な声優デビュー作となる。また、主題歌も彼女たち6人による声優ユニット・NOW ON AIRが担当しているのだ。

(C)2017「きみの声をとどけたい」製作委員会

なぎさを演じる片平美那は、明るく耳に優しい声が魅力。時に歌い、時に叫ぶといった、元気いっぱいで行動的ななぎさに、自然体の演技で命を吹き込んでいる。なぎさの幼なじみで、自分のことを「オレ」と呼ぶボーイッシュな少女・かえでを演じるのは田中有紀。思ったことを真っ直ぐに口にしてしまう自分の気持ちに素直な女の子を、やや低音のクールな声で見事に表現している。かえでと同じくなぎさの幼なじみで、お菓子作りが大好きな癒やし系メガネ女子・雫には、岩淵桃音を起用。女子高生ながら、みんなのお母さん的な存在でもある雫の包容力を温かくも優しい声で演じる。

なぎさ、かえで、雫とは幼なじみでありながらも、彼女たちとは異なる名門女子校に通う美少女・夕にキャスティングされたのは飯野美紗子。他者を寄せ付けない気高さと、幼なじみたちと距離ができてしまった現状への寂しさが入り混じった、複雑な夕の気持ちを凛とした声で表現している。なぎさたちが放送しているラジオ番組のリスナー"藍色仮面"こと、あやめは神戸光歩が演じる。普段はクールだが、好きなことに関しては早口&ハイテンションになってしまうオタク少女を好演。そんなあやめの友人で、音楽の才能にあふれた少女・乙葉は、鈴木陽斗実が担当。他のキャラクターよりも歌唱シーンが多い役を、透明感あふれる柔らかな声で演じる。

(C)2017「きみの声をとどけたい」製作委員会

そんな湘南に暮らす少女たちと、ひと夏を過ごす少女・紫音を演じるのが「ラブライブ!」の園田海未役などで知られる三森すずこだ。彼女は、母親に自分の言葉が届かないことで思い悩む紫音と、その母親・朱音も演じているので、そちらにも注目してほしい。

湘南の美しい夏模様に、誰かのために頑張れる少女たちの純粋さを描き出した感動のストーリーとして、6月30日に行われた静岡・熱海国際映画祭でも上映されるなど、高い評価を得た本作。メインキャラクターたちを演じたNOW ON AIRの6人に、今あらためて作品について聞いた。

この記事の全ての画像を見る

放送情報

きみの声をとどけたい

放送日時:2018年8月25日(土)21:00~

チャンネル:ファミリー劇場

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物