「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」「活撃 刀剣乱舞」「ピアノの森」など、数々の人気アニメで主人公やメインキャラクターを演じる声優・斉藤壮馬。少年らしさを残す軽やかな声質を存分に生かし、思春期の少年特有の繊細な心模様などを見事に表現。女性ファンを中心に圧倒的な支持を得ている。また、「アイドリッシュセブン」「あんさんぶるスターズ!」など、男性アイドルたちの成長を描く作品でのキャラクターソングでも、高い歌唱力を披露している。
斉藤は2017年6月に1stシングル「フィッシュストーリー」、2018年12月には自身が作詞・作曲を担当した楽曲も多数収録された1stアルバム『quantum stranger』をリリースし、その才能の幅広さを強く印象づけた。そんな彼が2019年2月24日、千葉・舞浜アンフィシアターで初ソロライブ「斉藤壮馬 1st Live "quantum stranger(s)"」を開催した。
長方形のモニターをタイルのように配置し、縦に細長く光るLEDがいくつも垂らされただけのシンプルなステージに、バンドメンバーと共に斉藤が登場。アルバム収録曲「夜明けはまだ」でスタート。イントロで「皆さん、こんばんは。斉藤壮馬です。今日は最高の夜にしましょう!」と、会場に語りかけてからの「デート」に続き、ギターを持った斉藤がバンドメンバーと共にストレートなロックを奏でる「デラシネ」が披露された。
そして「自分が歌を始めた時、皆さんの前でライブをするという姿はあまり想像していなかったんですけど、いろんなご縁と皆さんの応援をいただいて、今日ここに立てていると思います」と語った斉藤。続けて、クールでメロウなR&B「光は水のよう」、スペーシーなEDM「スプートニク」、スタイリッシュなヒップホップ「Incense」、ジャジーなバラード「スタンドアローン」と、多彩なジャンルのサウンドでファンを"斉藤壮馬の世界"へと誘う。
1stアルバム収録曲の歌詞などをつづったリリックムービーが流れた後、センターステージに配置された椅子にアコースティックギターを抱えた斉藤が再び登場し、後半戦がスタート。センチメンタルで狂気的なバラード「C」、ミドルテンポのロッカバラード「ペンギン・サナトリウム」を歌い上げると、「今回どんなライブにするか皆さん気になっていたと思いますが、思いのほかギター弾いています!」と笑顔。「ここで、ちょっとエモい感じで聴いていただきたいです」と、退廃的な歌詞が印象的な「るつぼ」、ストレートなギターロック「レミニセンス」を披露し、その後も「影踏み」「ヒカリ断ツ雨」「レミング、愛、オベリスク」「結晶世界」と、バラエティ豊かなサウンドを奏でた。
アンコールでは「次にやりたいことも、また新たに浮かんできて。やっぱり生バンドの皆さんとライブができたので、またバンドみたいな感じでやってみたいなと思っています」と、次なるライブへの希望も語った斉藤は、アップテンポでストレートなギターロック「sunday morning(catastrophe)」と、ハッピーなポップ・チューン「フィッシュストーリー」でステージを締めくくった。確固たる自分の世界を持ち、それを初ソロライブで見事に表現したアーティスト・斉藤壮馬。4月28日(日) にMUSIC ON! TV(エムオン!)で放送されるライブの模様では、彼の生み出す万華鏡のような音楽を、さまざまな角度から楽しめることだろう。
そして今回、初ソロライブを成功させた斉藤にインタビューを敢行。
放送情報
M-ON! LIVE 斉藤壮馬 「斉藤壮馬 1st Live "quantum stranger(s)"」
放送日時:2019年4月28日(日)18:00~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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