宮野真守細谷佳正が"尻子玉"をゲット!「さらざんまい」の世界を一足先に体感!?

写真左から、幾原邦彦監督、村瀬歩、内山昂輝、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、加藤諒
写真左から、幾原邦彦監督、村瀬歩、内山昂輝、諏訪部順一、宮野真守、細谷佳正、加藤諒

「少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」など、思春期の少年少女の心模様を斬新な演出で描き出してきたアニメーション監督・幾原邦彦。彼の最新オリジナルアニメ「さらざんまい」は、東京の下町・浅草を舞台に、謎のカッパ型生命体"ケッピ"と出会い、カッパに変身させられてしまった3人の中学2年生を中心に、摩訶不思議なバトルと奥深い人間ドラマが繰り広げられる。3月31日には東京・東劇で「欲望搾取!TVアニメ『さらざんまい』先行上映会&トークショー」と題したイベントが開催された。

(C)イクニラッパー/シリコマンダーズ

第1~3話の先行上映会後に開催されたトークショーに登壇したのは、矢逆一稀役の村瀬歩、久慈悠役の内山昂輝、ケッピ役の諏訪部順一、新星玲央役の宮野真守、阿久津真武役の細谷佳正、そして幾原邦彦監督の6人。最初のトークコーナー「キャラざんまい」では、各キャラクターを演じているキャストと監督が紹介。主人公の一稀について、村瀬が「第1話での叙述的トリックに『さらざんまい』という作品のエッセンスや謎というか、いろいろなことが含まれているなと思いました」と語ると、幾原監督は「村瀬くんの声質が、彼に一稀役をお願いした理由の1つでもあります」と、キャスティング秘話を披露した。

「聞きざんまい」と題したコーナーでは、幾原監督がキャスト陣に「今回、アフレコ中に毎回歌ってもらいましたがどうでしたか?」という質問が投げかけられた。「何で歌うんだろうって思った」と答えた村瀬と、彼に激しく同意した内山に「突然歌った方が面白いし、観ている人は『えっ?歌うんだ』ってツッコミたくなる」と話した幾原監督。それに対して「我々もそうです」と内山が畳みかけると、会場からは大きな笑い声が上がった。

サプライズゲストには、一稀たちが毎話ごとカッパの姿となって戦うゾンビ役を演じる俳優・加藤諒が登場。会場からは驚きの声と大きな拍手が沸き上がった。「ゾンビの部分はほとんど台本がないんです。あれはアドリブです」と監督が驚きの告白をすると「監督とお話しながら演技しています」と笑顔を浮かべた加藤。アニメの声優経験を聞かれ、「絵がない状態で僕の演技を収録して、アニメーションを付けていただくパターンばかりだったので、今回のように絵を見ながら合わせて演技するのは初めてで、すごく難しかったです」と回答。さらに「アフレコ現場を見学させていただいたんですけど、皆さんが声に乗せる情報量の多さが素晴らしくて、やっぱり声優さんって難しいんだなって思いました」と語った。

「ゲームざんまい」と題したコーナーでは、出題された質問に対して監督がどう答えるかを予想する「『僕は監督とつながれるだろうか...』共感性ゲーム!」が展開された。村瀬・内山の「中2チーム」、宮野・細谷の「警官チーム」、諏訪部・加藤の「カッパとゾンビチーム」に分かれて奮闘。勝利した警官チームには、 賞品として幾原監督直筆による「尻」の文字がまぶしい"尻子玉"が贈呈され、宮野と細谷は満面の笑みを浮かべた。また、一稀ケッピの着ぐるみがケッピの絵がデザインされた特製ケーキと共に登場し、3月29日に47歳の誕生日を迎えた諏訪部を会場全員で祝う一幕も。最後は「これから中学生3人がつながってどこに行き着くのか、楽しみにしていてください」と、幾原監督の力強い言葉でイベントを締めくくった。

文=中村実香

この記事の全ての画像を見る

放送情報

さらざんまい
放送日時:2019年5月13日(月)0:00~
※毎週(月)0:00~
チャンネル:アニマックス
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー