「アイドリッシュセブン」TRIGGER羽多野渉斉藤壮馬佐藤拓也が語る、リハの思い出

――2nd LIVE「REUNION」を終えての感想をお聞かせください

斉藤「ただひたすらにがむしゃらに駆け抜けた1stライブを経て、いろいろと感じることがありました。あれだけ熱狂的に受け入れてくださったことで、逆に次は何ができるだろう、どんなふうに振る舞おうなど、あれこれ考え過ぎてしまっていたのかもしれません。でも、いざステージに立って、皆さんの顔を見て、声をいただいた時に『ああ、天が好きなのはここなんだ。この時間を共有し表現するために、彼は日々自らを高めていたんだ』と感じました。『どうやったらできるのか』ではなく、『なぜしたかったのか』を大切にするということを、あらためて皆さんに教えていただいたように思います。本当に幸せな時間でした」

――ステージから見渡す客席はどのように映りましたか?

斉藤「特に1日目は日が落ちてきたこともあって、宇宙の中にいるような気持ちになりました。サイリウムが一斉にカラーチェンジをするさまが、流れ星のように見えましたね。トロッコでかなり皆さんの近くまで行けましたが、いろいろな表情をなさっている方がいて。嬉しそうだったり楽しそうだったり、そういう皆さんお一人おひとりの表情を見ることができたのも最高でした」

――1st LIVE「Road To Infinity」の後、演じられるキャラクターと向き合う中で新たに発見した魅力がありましたらお聞かせください。

斉藤「新たに、というのとは少し違いますが、先ほど言ったように、自分があれこれ考え過ぎて、どうステージに立てばいいのか悩んだ時に救ってくれたのが、天の言葉でした。今まで自分は彼の名に恥じぬよう、気持ちをこめて九条 天という人のセリフを口にしていたつもりでしたが、いざ自分がライブで大勢の方の前に立つという時になって初めて、心の底から彼の覚悟の強さ、信念のカッコ良さに気づけました。これはライブを実際にやらなければ絶対に気づけなかったことで、また1つ、より彼のことが大好きになりました」

――2nd LIVE「REUNION」の演出の見どころなどをお聞かせください。

斉藤「TRIGGERに関しては、前半と後半で演出ががらりと変わるので、そちらを楽しみにしていただきたいですね。前半の抑制された引き算の演出も好きですし、後半の登場時の演出がとにかくすごいので、じっくり見ていただけますと幸いです。もちろん僕たちだけでなく、どのユニットもアイディア満載の演出がなされているので、楽しみにしていてくださいね。とにかく今回は、前回以上に大掛かりなステージ設備となっているので、壮大なスケールの演出をお届けできていると思います」

――2nd LIVE「REUNION」で一番推したい曲は何ですか?その理由もお聞かせください。

斉藤「どの曲も素敵で選べませんが、やはり『DAYBREAK INTERLUDE』でしょうか。この曲の圧倒的王者感はすごいですよね。後半戦、この曲を引っ提げてTRIGGERとして再びステージに舞い戻った時の、皆さんの『待ってました!』と言ってくれているような表情が、本当に忘れられません。『In the meantime』もものすごく思い入れのある曲で、しかも今回の僕たちの楽曲の中では最もダンスの振りが多い1曲なので、印象に残っています」

――2nd LIVE「REUNION」に向けてのレッスンやリハーサルで印象に残ったエピソードなどがありましたら教えてください。

斉藤「前回のライブリハーサルは、なかなか3人のスケジュールが合わず、一緒に行うことがあまりできなかったのですが、今回はそれに比べると格段に多い回数を共にできたので、嬉しかったですね。前回同様、今回もTRIGGERは誰が言い出したでもないですが、リハーサルの様子をあまり公の場に発信しませんでした。それはステージの上で出せるものが、それまで積み重ねてきたものの全てだと思っているからなのかもしれません。ただ、もちろん入念に準備はしていて、本来リハーサルのない日にスタジオを自分たちで借り、自主練習をしたりもしました。今回は前回に比べて、物理的にというよりは精神的に、どんな心持ちでステージに立つかということを、よくみんなで話し合いましたね。素敵な時間でした」

――「REUNION」には"親睦会"という意味がありますが、メンバーと親睦会はされましたか?または開催するとしたら、どのような親睦会にしたいですか?

斉藤「TRIGGERは定期的に"TRIGGER会"のような形で食事に行っています。熱い話ももちろんのこと、日々の生活の話から面白話まで何でも話します。楽しくてあっという間に時間が過ぎてしまうくらい、充実した時間ですね。全体でいうと、毎回ライブの打ち上げでみんなと語り合えるのが本当に好きなので、それが密かな楽しみだったりもします(笑)。なかなかスケジュール的に難しそうですが、みんなでどこかに泊まりがけで行くのも楽しそうですね。コテージとかを借りて、わいわいバーベキューをしたり」

――2nd LIVE「REUNION」で新たに参戦のŹOOĻへの思いをお聞かせください。

斉藤「圧倒的と表現するしかない、本当にカッコいいパフォーマンスでした。ゲームでの立ち位置の関係上、メンバーの皆さんもさまざまな思いを抱えてのステージだったかと思いますが、ひとたび幕が上がれば、僕たちも含めて会場全体が熱狂に包まれましたよね。『3曲しか聴けないのがもどかしい!』『もっとずっと聴いていたい!』と心から思いました。中でも亥清悠役の広瀬裕也くんは、普段から仲のいい後輩なのですが、完全に亥清が憑依しているかのような圧巻のパフォーマンスでした。彼の姿を見て、2日目により吹っ切れてステージに立てたと言っても過言ではないと思います」

――今後、ライブをしてみたい会場はありますか?

斉藤「アイドリッシュセブンのライブといえばメットライフドームのイメージなので、具体的に『ここ!』とは思いつきませんが、また会場が変わればできることも変わってきますし、楽しみですね。今までは基本的に夏の開催となっていますが、季節が変わったりすると、演出や構成も大きく変わってきそうですから、それもありかもしれませんね。まだまだ無限の可能性が考えられますから、『次はどうするんだろう?』と想像するだけでもワクワクしますよね」

――IDOLiSH7の良きライバルとして輝き続けるTRIGGERを応援してくださるファンへメッセージをお願いします。

斉藤「あらためまして、いつもTRIGGERを、そしてアイドリッシュセブンを応援してくださいまして、本当にありがとうございます。彼らと歩んできた時間も、気づけばもうだいぶ長いものとなりました。これだけの時間を共に歩んでこられたのも、ひとえに皆さまの心からの愛のおかげだと思います。そのありがたい思いを、ただもらいっ放しにするのではなくて、ゲームで、歌で、さまざまな形でお返ししていけるよう、さらに精進してまいります。引き続き、アイドリッシュセブンをよろしくお願いいたします!」

最後は、アイドルとしては"危険でセクシーなワイルドキャラ"だが、その素顔は気が優しくて温厚な純朴青年、十 龍之介を演じる佐藤拓也が登場!

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放送情報

M-ON! SPECIAL「アイドリッシュセブン」~REUNION~
放送日時:2019年11月17日(日)0:00~
チャンネル:MUSIC ON! TV(エムオン!)

アイドリッシュセブン 2nd LIVE 「REUNION」 <BSスカパー! edition>

放送日時:2019年11月17日(日)1:00~
チャンネル:BSスカパー!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
※<BSスカパー! edition>はライブ映像中心の番組構成になります。
※7/7(日)公演のライブ映像の放送はございません。

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