西山宏太朗のショタ化に黄色い悲鳴！スーツ姿の声優4人に妄想が膨らむ

アニマックス主催の声優イベント「ようこそ妄想営業部へ～もしも声優がスーツ男子だったら、あなたはナニさせる？～」が、11月3日に東京・有楽町朝日ホールで開催された。西山宏太朗、伊東健人、小林裕介、堀江瞬、そしてMCの吉田尚記アナウンサーが出演。都内にある総合商社イケボ商事妄想営業部を舞台に、新人社員のユースケ(小林)とシュン(堀江)、入社3年目の先輩社員のコータロー(西山)とケント(伊東)、上司の吉田による生ドラマが展開。また、物語の分岐点となる選択は、会場のファンの投票によって決められた。

物語は、妄想営業部に2人の新人が配属された初日という設定でスタート。早速、出勤した堀江に小林が一緒に住もうとアタック、さらに西山と伊東が堀江にちょっかいを出し、その様子に小林が嫉妬のアクションを見せるなど、会場からは笑いが起きた。そんな中、吉田アナが登場し、妄想を鍛える訓練として4つのシチュエーションを出題。4人が演じるそれぞれのシチュエーションは投票で決められた。1番手の伊東は、エレベーターに女性と2人で閉じ込められた場合の一言。「ハグし合えば心音が聞こえて落ち着くのでは？ハードルが高い？じゃあまずは手からつないでみないか？」とささやいた。

続く西山は、営業先の女性に弟キャラで商品を売り込む一言で「今だけお姉ちゃんになってくれますか？」と甘えた声を披露。さらに、小林が仕事に疲れた同僚女子社員を慰める一言で「僕だけは君のことをちゃんと見ている。だから頑張れ」と言葉を紡ぎ、3人それぞれに拍手と歓声が上がった。堀江は、女性クライアントを相手に遅刻をごまかす一言で「あなたのこと考えていたら遅くなっちゃった。だから許して？」と、甘え上手な年下キャラのような愛らしいしぐさとセリフで、ファンの心をわしづかみにした。

他にも、かけると子供みたいになるショタグラスを試すという課題では、堀江は難なく子供になってみせるも、続く西山はショタグラスをかけただけで会場中から黄色い悲鳴が上がる展開に。小林は受話器を手にし、子供の声で「ただいま電話に出られません」と留守番電話のメッセージを真似てみせた。最後の伊東も受話器を取って「妄想営業部です」と子供の声で答えると、「吉田さんもやってみてください」と突然、吉田アナに無茶ぶり。面を食らった吉田アナに会場中から声援が送られると、「楽し～い」とキャスター付きのイスで舞台上を右へ左へ。子供のような吉田アナの姿に、会場からは笑いが巻き起こった。

最後の課題では、堀江とのデートプランを考えることに。堀江以外の3人がデートプランをプレゼンし、堀江の汚部屋を一緒に掃除するという小林のお部屋デートが投票で選ばれ、舞台上で実演。小林は「一緒に風呂入るか？」や「一緒に寝るか？」などのセリフを連発後、「お前のひどい寝相の横でも寝られる男になりたい」と告白。投票によって告白を「受け入れる」が選ばれるとステージ上は真っ暗になり、暗闇の中で堀江が「ありがとう。でも、想像しているより俺の寝相悪いからね。エビ反り固めとか耐えられる？じゃあいいよ、俺のエビ反り固め受けて立って！」と告白を受け入れたところで終了。

演技後のトークで、朗読劇の感想を聞かれた小林は「何をアドリブすればいいのか考え過ぎて、メインの朗読が上の空だった」と吐露すると、逆に伊東は「途中から考えない方がいいんじゃないかって精神になりました」と開き直っていたことを告白。また、衣装のスーツに関する話題では、就職活動で着た経験があるという堀江が「英語が好きだったので、翻訳の仕事をする出版系の仕事に就きたかった」と当時を振り返り、声優一本でやってきた西山は「結婚式に呼ばれた時くらいですね」と、スーツをほとんど着たことがないことを明かした。

その後、おなじみのコーナー「変態音響監督」でも、合コンで真面目そうなのに遊び慣れていると思わせる一言を、小林が「この後抜ける口実になってもらってもいいかな？」とネクタイを緩めながら披露するなど、イベントは終始盛り上がりをみせたまま幕を閉じた。

文＝永田正雄

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