「アニメイトガールズフェスティバル2019」の「ウインドボーイズ!」AGF2019スペシャルステージが、11月10日に東京・池袋サンシャインシティの噴水広場で開催。2020年初頭にスマートフォンアプリ&PCブラウザゲームとしてリリース予定の本作から、キャラクターの声を担当している能登原光雪役の天月、英篤影役の荒牧慶彦、ソムン イジョン役の寺島惇太が登壇した。
本作は、創立126年目となる歴史ある文武両道を掲げる県内トップクラスの進学校に通う男子高校生たちが、かつて全国大会常連だった実質廃部状態の吹奏楽部の復活を懸けて奮闘する姿を描く。教室をイメージしたステージに、キャラクターの制服衣装を身にまとった3人が登場すると、会場からは大きな歓声が上がった。
冒頭のあいさつで、立ち上がった荒牧がイスを倒すハプニングが起こるも、和やかな雰囲気でスタート。話が着ている制服について及ぶと、高校が私服校だったという寺島は「中学の学ランをそのまま着ていました」と告白。1人だけ学ランだったのか聞かれると「(他にも)意外といたんですよ」と、周囲を驚かせた。
自身が演じるキャラクターの紹介では、天月が「幸薄男子」と評し、荒牧は「出る作品を間違えてないかな」と思うほどクールでドライだと明かした。寺島は活動休止中の韓流アイドルで話す言葉が独特だとし、明るい声で「センパイ!アザマル~♪ついでにコレもヨロタノ~」と生台詞を披露。やりたい放題で楽しいと笑顔を見せるも「シリアスなシーンでもこれを貫くのは大変」と苦労ものぞかせた。
そんな中、花城芹弥(CV:梅原裕一郎)のスペシャルメッセージを公開。ハイテンションなオネエキャラで誕生日を迎えた喜びを口にするも「いくつになったかですって?ごめんなさい、それは言えないの」と、会場の笑いを誘った。さらに、3人に向けて「みっちー!今日も可愛い~」「イジョン!麗しいわ~」と親しげな様子から、「篤影!もっと愛想良くしなさいよね!」と激怒すると、荒牧がビクッと後ろを振り返り、会場からは笑いが起こった。
その後、新キャラクターの公開や主題歌の発表、コミカライズの決定など、最新情報が次々と発表されると、作品の舞台・石川県金沢市で荒牧と寺島が「ウインドボーイズ!吹部男子が行く金沢ぶらり旅」を敢行した映像の一部が披露された。寺島は「収録の時が初対面でした」と明かすと、仲良さそうな感じだったとの周りの反応に「全て台本通りです」と、笑いを誘う一幕も。
一方、スケジュールの都合で来られなかったという天月が「行きたかったですよ」とつぶやくと、2人が手拭いのお土産をプレゼント。「絶対零度とは思えない」とドライな性格の篤影を演じる荒牧に突っ込むも、天月は2人の優しさに笑顔を見せた。
また、高校野球の応援をテーマとしたCDが2020年に発売されることが発表され、トランペット、サックス、フルートのプロ奏者による生演奏を実施。本作のメインテーマ曲とピンク・レディーの「サウスポー」が披露された。演奏を聴いた荒牧は「生で見るとやりたくなっちゃいますね」と絶賛。天月と寺島も「すごかった」と感激した。
最後に、天月が「これから始まる物語ということで、僕もすごくワクワクしています。皆さん、ウインドボーイズをよろしくお願いします」と今後の展開に期待を寄せつつ、3人は会場のファンに向けて手を振ってイベントを締めくくった。
文=永田正雄
リリース情報
ウインドボーイズ!
配信日:2020年初頭予定
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