真冬の曲を真夏に？降幡愛が告白する、作詞やMV撮影時に大変だったエピソード！

――今回のミニアルバムでも全曲作詞されていますが、昔から作詞に興味はあったんですか？

「デビューするまではあまり興味はありませんでした。ただ、自分の好きな音楽をやりたくて、自分ができることをしたいと思ってお渡しした詞を、そのまま『CITY』という楽曲で出させていただいたので、それが人生で初めて書いた歌詞になりました。普段から、皆さんと話している時の何気ない恋愛話などを聞いて、すぐに歌詞にしているんですけど、『真冬のシアーマインド』は真夏に作ったので少し大変でした(笑)」

――アーティスト・降幡さんの代名詞とも言える80'sシティポップサウンドですが、好きになったきっかけや影響を受けたアーティストを教えてください。

「数年前に自分の行きつけのお店で流れていた、岡村靖幸さんの曲を聞いたことがきっかけで、80年代の音楽にハマりだしました。岡村さんは80年代の中でも異色の方なのですが、曲は全部聴いています」

――降幡さんにとって80年代の魅力は何ですか？

「自分はゆとり世代で割とのんびり過ごしてきたので、競うことをあまりしてこなかったのですが、この年代の方はエネルギッシュに貪欲に生きてこられたのだと思い、それが自分には無い文化だったので、すごく魅力的に映りました。今とは違う、飛び抜けてなんぼという時代に魅力を感じます」

――2月開催のスペシャルライブと、4月開催の1stライブツアーについて意気込みをお願いします。

「2月は、自分の誕生日をバースデーライブで皆さんと迎えられることが嬉しいです。前回のスペシャルライブの後に、遠い存在になってしまったと仰る方もいたので、そんなことはなく、もっと近い存在でいられるアーティストになることを、皆さんに伝えられたらと思います。ライブツアーの方は初めてなので未知数ですが、普段ライブに来られない方たちが会いに来てくださって、たくさんの方に私の好きな音楽を共有できればいいなと思います」

――ライブの中でやってみたいことはありますか？

「生のバンドをライブで聴く良さを前回のスペシャルライブで感じたので、普段聴けないような楽器を使ったりしながら、音を楽しむライブができたらいいなと思います」