「落第寸前」「勉強嫌い」の五つ子姉妹と、アルバイト家庭教師として彼女たちを「卒業」まで導くことになった高校生・上杉風太郎の姿を描いたTVアニメ「五等分の花嫁」。そんな風太郎と五つ子の新たな試験が幕を開けるTVアニメの第2期「五等分の花嫁∬」が、2021年1月よりTBSチャンネル1ほかで放送開始される。今回、ミステリアスで大人しい性格だが内に秘めた思いを持っている三女・三玖を演じる伊藤美来にインタビューを行い、作品への思いなどを聞いた。
――第1期を振り返っての感想をお聞かせください。
「第1期は三玖的には、五つ子の中で最初に風太郎へ好意を抱いて、そんな自分に気づき、アタックしながら一番成長した姿を皆さんに見せることができたのではないかと思います。風太郎に背中を押してもらって強くなり、三玖自身も自分に自信が持てるようになったと思います。皆さんからの反響も大きくて、いろいろな方から『いいアニメだったね』と言っていただけて、すごく嬉しかったです」
――第1期で印象に残ったシーン、またアフレコ時に思い出に残っているエピソードがありましたらお聞かせください。
「やっぱり三玖のお当番回だった第2話ですね。第1話で五つ子がそれぞれ登場してご挨拶して、『次は誰にスポットが当たるんだろう?』って思っていたら、すぐに三玖のお当番回が来たので、すごくドキドキしたアフレコだったのを覚えています。三玖が自分の好きなものを風太郎に伝えていく中で、三玖の新しい一面を表現していかなければならない回だったので、ドキドキしながらも一生懸命演じました。三玖的にもあのシーンがあったからこそ、今の彼女があるのではないかなと思います。アフレコの思い出はいろいろありますが、公式Twitterに上がっていた、漫画家の宮島雅憲さんが描いてくださったアフレコレポートを見るのが好きでした。アフレコ本番の時はいっぱいいっぱいになっていたんですけど、レポート漫画を読みながら『他のキャストさんたちはこんなふうに過ごしていたのか』『こんなアドリブをしていたんだ』と思い出していました」
――第2期の一報をお聞きになった際の気持ちをお聞かせください。
「一報を聞いた時は素直に一ファンとして、まだまだこの先をアニメで見ることができるんだと嬉しかったですし、個人的に好きなシーンも原作を読みながら、どんなふうに描かれるんだろうと想像していたので、それを自分が演じられることに感動しました。『またみんなで作品を作るぞ!』という気持ちにもなりました」
――新たな監督や音響監督を迎えての第2期となりますが、皆さんが感じる第1期との違いがありましたらお聞かせください。
「キャラクターたちの表情や感情がとても豊かに表現されていると、出来上がりを見て思いました。テンポが独特で、ギャグもいろいろなところに詰まっていると思うので、そういったところにも注目していただきたいです」
放送情報
五等分の花嫁∬
放送日時:2021年1月18日(月)1:30~
※毎週(月)1:30~ほか
チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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