伊藤美来、声優活動10周年を振り返り「アーティストデビューはすごく大きなターニングポイント」

2016年にソロメジャーデビューを果たして以降、数々の楽曲でタイアップ曲を担当してきた伊藤美来が、11枚目となるシングル「点と線」を10月11日(水)にリリース。10月から放送予定のTVアニメ「星屑テレパス」のオープニング主題歌に決まっており、宇宙をイメージした浮遊感漂う楽曲となっている。作詞は渡部紫緒、作曲・編曲は坂部剛が担当。伊藤とは2017年発表の1stアルバム「水彩~aquaveil~」に収録されている「ワタシイロ」以来のタッグとなる。渡部と坂部の楽曲提供に嬉しさを滲ませる伊藤が、「これまでにない楽曲」と位置づける本作にかける思いや、声優活動10周年について語った。

声優活動10周年を迎える伊藤美来
声優活動10周年を迎える伊藤美来

――11枚目となるシングル「点と線」の第一印象を教えてください

「いい意味でつかみどころがないフワッとした雰囲気で、宇宙観というか不思議な曲だと思いました。今までにない楽曲でしっとりとした心地の良い音楽なんですけど、『星屑テレパス』のオープニングになることを先に聞いていたので、しっとり系の楽曲なんだっていう意外な気持ちもありました。あとは歌いこなせるかなっていうドキドキもありましたね」

――作詞作曲された方々とは「ワタシイロ」以来のタッグと聞いています

「そうです、久しぶりみたいな感じでした。『ワタシイロ』のときのフワッとした可愛らしさから、ガラッと変わった楽曲に作ってくださって、歌詞も紫緒さん節の美しい言葉が並んでいる感じが2人のタッグはやっぱり素晴らしいなと思いました。レコーディングにもいらっしゃって、私自身は私と作品のことを考えて作ってくださった曲なので、歌いこなさないとっていう気持ちと、『ちょっとお姉さんになったよ』っていうところを見せたい気持ちでドキドキしていたんですけど、結局『うわー、難しい』ってあたふたしていた姿をさらす羽目になり、そんな私を2人はすごく優しい目で応援してくれてました(笑)」

――MV撮影を振り返ってみていかがですか?

「部屋が3つぐらい並んだハウススタジオのような空間で撮影しているんですけど、あの映像を撮ったとは思えないような場所だったんですよ。だから、ここからあの映像になったんだっていうのが私も驚きましたし、大量のスーパーボールを投げて遊んだりして楽しかったです。普通はこの曲だとロケで星空を見に行きそうなのに、ちょっとスタイリッシュでアーティスティックに作っていただけたっていうのが、この曲らしさを汲んでくださっていて、すごく嬉しかったです」

――衣装について好きなポイントを教えてください

「今回は"新たな伊藤美来"を見せたくて、アーティスティックな方向性のデザインになっている水色のワンピースと、逆にいつも通りの私の2つの衣装を選びました。水色の衣装の方は、チュールがたくさん重なっていて形がすごく面白いんですけど、腰の後ろあたりがアヒルみたいにほわっと出ているので、全身が映っているシーンの時に確認してみてください。もう一つの衣装は左右で非対称のアシンメトリーになっているワンピースで、すごくおしゃれになっています」

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リリース情報

11th Single「点と線」
2023年10月11日(水)発売

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