入野自由小倉唯が告白!お互い気になっていた「プラチナエンド」のパートナー役

写真左から、入野自由、小倉唯
写真左から、入野自由、小倉唯

生きることに絶望し、中学校卒業の日に自ら死を選んだ少年・架橋明日(かけはしミライ)と、彼を救った天使・ナッセ。彼らの出会いから始まる"次世代の神"を選ぶ争いを描いたTVアニメ「プラチナエンド」。現在放送中の本作で明日を演じる入野自由と、ナッセ役の小倉唯にインタビューを行い、作品に掛ける思いなどについて聞いた。

――作品の第一印象と、キャスティングが決定した際の感想をお聞かせください。

入野「第一印象は『これは絶対面白い!』。大場(つぐみ)先生と小畑(健)先生のタッグによる『DEATH NOTE』『バクマン。』に続く3作目ですが、原作コミック第1巻を読んだ時から完成度が高い作品だなと思いました。アニメ化の際には参加したい、という思いが強かったので、明日役に決定した時は本当に嬉しかったです」

小倉「私も入野さんと全く同じですね。オーディションのお話をいただいた時から、大場先生と小畑先生のスペシャルタッグが生み出したこの作品、そしてナッセというキャラクターを絶対に演じたい、という強い思いがありました。ナッセを演じられると決まった時は嬉しくて、思わず『やった!』とガッツポーズしました(笑)」

――役作りや演じる上で難しかった点、苦労した点がありましたらお聞かせください。

入野「彼の背負っているものって、あまりにも壮絶過ぎて想像することしかできないですよね。でも、それをどれだけご覧になる皆さんにリアリティーを持って感じてもらえるかを、演じる上で大切にしたいと思いました。このご時世、収録も今までと違い、グループで部分的に、かつスピーディーに録っていかなければならない中で、そこを追求していくのは、すごく苦労しました」

小倉「明日くんとナッセとの距離感ですね。私自身、どうしても明日くんの置かれた状況につられて、同情したくなってしまって。キャラクター同士にテンションの差があるのが、最初の頃は演じていて特に難しかったです。ナッセはあくまでも明日くんを幸せにしたい一心で、彼を救おうと行動しています。思ったことを包み隠さず言葉にするマイペースな子。なので、演じる時には皆さんのお芝居に影響されすぎず、常にナッセであり続けるということを意識しています」

――明日を演じる入野さん、ナッセを演じる小倉さん、お互いから見ていかがですか?

入野「まず声が付くだけで、キャラクターの魅力が皆さんに伝わりやすくなると思うんですけど、自分が明日を演じることになって『ナッセは誰なんだろう?』って、気になってました。小倉さんだと聞いた時は『これはシンクロ率100%だ!』って思いました。あと、唯ちゃんは毒っ気も持っているじゃないですか(笑)。そういう部分がナッセにもすごく詰まっていて、アフレコで声を聴いていると心地良かったり、楽しいなって思いましたね」

小倉「私も『明日くんはどなたが演じるんだろう?』って、ずっとドキドキしていたのですが、入野さんだとお聞きした時はすごく嬉しかったです。入野さんとしっかり共演させていただくのは10年ぶりくらいなのですが、尊敬している先輩の一人である入野さんと、主人公とそのパートナーいう立場でお芝居させていただけて幸せです。アフレコ現場に入った時、そこに明日くんが生きていると感じるくらい説得力のあるお芝居をされていて、とても刺激をいただきました。特に、序盤で明日くんの心の揺れ動きがあるシーンでは、 "演じている"とも違う、圧倒的なリアリティーさが生まれていて感動しました」

――ファンの皆さんへメッセージをお願いします。

入野「大場先生と小畑先生のコミックが原作という時点で、見ない選択肢はないですよね!もし自分が出演してなくても僕は『絶対見る!』と言いきれるほどの作品なので、キャスト陣もプレッシャーを感じていますが、作品に触れていただければキャスト&スタッフさんたちの『見てもらいたい!』という意気込みを感じていただけると思います。ぜひ、前のめりに作品を楽しんでいただければと思います」

小倉「原作の大場先生と小畑先生をはじめ、関わっているキャストやスタッフさん全員が作品に対してすごく愛を持って作られているなと感じています。なので、その愛が皆さんにも作品を通じて届いていたらいいな。そして、その愛をより多くの人たちに広げていくお手伝いをしていただけたら嬉しいです。引き続き、応援よろしくお願いします」

文=中村実香 撮影=永田正雄

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放送情報

プラチナエンド
放送日時:2021年11月7日(日)1:30~ほか (#4)
※毎週(日)1:30~ほか
チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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