新田恵海が旧知の仲の徳井青空との2ショットトークを回顧「互いに1人の人間としてしゃべっているという感じでした」

「ラブライブ！」の高坂穂乃果役で知られる声優・新田恵海の新番組「えみつんキャンプ！」が4月7日(木)よりMONDO TVでスタートする。

同番組は、キャンプ初心者の新田が専門家からキャンプの基礎を学びながらスキルを上げていき、ゲストと共にキャンプをしてその魅力に迫るというもの。初回はアウトドアコーディネイターのこいしゆうかから基礎を教わった後、ゲストの徳井青空とキャンプに挑戦する。

今回、新田にインタビューを行い、キャンプに興味を持ったきっかけやロケでの初キャンプの感想、体験して感じた魅力、ゲストの徳井との2ショットトークの感想などについて語ってもらった。

――以前からキャンプに興味があったと伺いましたが、興味を持ったきっかけは？

「元々自然が大好きで『自然と触れあえる機会はないかな』と思っていた中でキャンプが流行りだして、2年くらい前から何となく『やってみたいな』という気持ちがありました。でも、全く知識がなくサバイバルキャンプのイメージしか持っていなかったので、なかなか第一歩を踏み出せなかったんです。そんな中で、実は女性が1人でも気軽にできるということを知って、すごく興味を持つようになりました」

――キャンプ番組が始まると聞いた時の感想は？

「番組のスタッフの方から『何か新しいことがしたい』ということで『キャンプってどう？』と聞かれて、『以前から興味があるんです！』とお答えしたところから始まったのですが、実はスタッフの皆さんがキャンプ好きで、今"キャンプ仲間"に引きずり込まれているところで...(笑)。ただ、皆さんキャンプについてお話されている時はすごく楽しそうで、いい意味で少年に戻っていて、『キャンプには大人をここまで夢中にさせる魅力があるんだな』って思いました」

――サバイバルキャンプのイメージを持たれていた中で、ロケでの初キャンプはいかがでしたか？

「いい意味で思っていたものと全然違っていて、本当に気軽にできてすごく楽しかったです。こいしさんから『キャンプはおままごとだよ』と教えていただいて、最初は意味が分からなかったのですが、実際に自分でテントを立て、イスを組み立てて、自分でレイアウトを決めて、クッカーで料理を作って...ってしていたら、小さい頃に空想で作っていたものを実際に作り上げている感覚があり、しかも外なので秘密基地感もあって、『おままごと』の意味がすごくよく分かりました。また、普段の生活とは違って、"時間を気にしないこと"が本当にぜい沢だなって！火が消えないように薪をくべて、時間に追われることなくのんびり過ごす。そんな過ごし方がすごく特別に感じました」

――改めて感じたキャンプの魅力は？

「普段の生活では便利さに慣れてしまっていて、自分を取り巻いている環境がどれだけ恵まれているのかということに気付けなかったりすると思うのですが、キャンプをすることで"人が生きていく中で必要なもの"を再確認できるきっかけになるな、と。また、(災害などで)万が一の時の予行演習にもなるなって思いました。こいしさんが『"例えば電気が使えなくなったり、ガスが使えなくなったとしても、今身の回りにある物で自分は何日間過ごすことができる"という自信を培うことができる』とおっしゃっていて、確かに不便さを知ることで生まれる心の余裕を、安全な中で養えるというのはキャンプならではの魅力だなと思いました」

――ゲストが旧知の仲で同じくキャンプ初心者の徳井青空さんでした。

「そらまる(徳井)は私より年下なのですが、私は昔から彼女のことを頼りにしていて、"何かあった時でも助け合える"という信頼関係があるので、キャンプ初心者同士ではありますが特に不安はありませんでした。番組では、私がこいしさんからレクチャーを受けて、後日そらまるを迎えて私が教えながらキャンプするという流れだったのですが、彼女の勘のよさにすごく助けられました。私がテントを組み立てるのを見てすぐに理解してサクサク組み立てたりと、特に教えることがなく心強かったです(笑)」

――たき火を囲んでの2ショットトークもあったそうですね。

「人前に立つ仕事をしている以上、言葉を選ぶなど自然といろんなところに気を張っているところがあるのですが、それすらも抜けてしまうというか...(笑)。ゆったりとした姿勢になるイスのせいもあったかもしれないんですけど、いい意味ですごく力が抜けていて本当の素が出ていたと思います。何をしゃべったのかも覚えていないくらい自然体で過ごしたので、自分でもオンエアを観て『こんなこと話してたんだ』ってびっくりしてしまうんじゃないかな(笑)。たき火を見ているとパチパチという音も相まってすごく心地よくて、カメラとか関係なく互いに1人の人間としてしゃべっているという感じでした」

――最初のゲストは旧知の仲の徳井さんでしたが、次はどのようなゲストに来てほしいですか？

「仲のいい友達と過ごしても楽しいし、逆に『もっと仲よくなりたい！』と思っている人と過ごしてもきっと深い話ができると思ったので、(番組的に)おそらく次はキャンプに興味のない方なんじゃないかと。そうなると私のプレゼン力が試される！(笑)。ゲストとしていらっしゃる方には、キャンプの魅力を伝えてキャンプを好きになってもらいつつ、都会で過ごす姿とは違った姿を引き出せたらなと思っています」

――今後の目標は？

「実は無謀にも、『番組が終わる頃には無人島でキャンプをする』という目標を掲げておりまして...。まさかの、最初のキャンプのイメージのサバイバルキャンプをすることになるかもしれないという(笑)。あとは、キャンパーの皆さんから『泊まった翌朝の朝ごはんが最高だよ』というお話をよく聞くので、キャンプのご褒美である"朝ごはん"は体験したいですね」

――最後にファンの皆さん、視聴者の方々にメッセージをお願いします！

「大人だからこそ楽しいキャンプの魅力をお伝えできる番組を作れたらと思っています。全くのキャンプ初心者の私ですが不器用ながら一つ一つ覚えていってキャンプレベルを上げていき、『全12回を終えて顔つきが変わったね』って言われるようなキャンパーの仲間入りができれば。そのためにも自分自身がキャンプの魅力を感じて、それらを皆さんに楽しくお伝えできたらと思っております！」

文＝原田健

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