最強のエースストライカーの座をかけてしのぎを削る、サッカー選手たちの活躍を描いた金城宗幸原作のTVアニメ「ブルーロック」が、2022年10月より放送開始。その最速上映イベント「ブルーロック 超速上映版 ~"青い監獄"入寮編~」が9月23日に都内で行われ、浦和希(潔世一役)、海渡翼(蜂楽廻役)、斉藤壮馬(千切豹馬役)、仲村宗悟(我々丸吟役)の4人が登壇。作品の魅力を語った。
上映後のステージに姿を現した浦は「ブルーロック、面白かったですか?」と挨拶。客席から大きな拍手が起こると「細やかな動きやシュートシーンは、まさにブルーロックだと感じるほど熱量の入った作画で、僕たちもアニメを見ていて思わず涙するくらい感動をもらいました」と絶賛した。さらに「人間の喜怒哀楽では表せないような表情が作画で表現されていて、すごいなと感じました」と興奮冷めやらぬ思いを語ると、仲村からの「喜怒哀楽のほかにもう1つあるとしたら?」の問いかけに、「エゴでしょ!」 と切り返し、作品のテーマに触れてキャスト陣をうならせた。
一方、自身もブルーロックファンだと語る斉藤は「原作へのリスペクトというか、原作愛がすごいですよね」と映像の出来映えに感嘆すると、「テンポやスピード感が半端ないから、『早く次を見せてくれ』って、とにかく続きが気になりました」とアピール。エンディングの歌唱を担当している仲村も「監督から曲について『試合後のクールダウンな感じで』と言われていたので、クールな映像と曲が相まってすごく良かったです」と完成度の高さを喜んだ。
上映会で流されたキャスト出演の特典映像について浦は「僕がすごく空回ってて(笑)」と反省しつつ、「ブルーロック関係でMCをするのは初めてだったんですけど、4人でお芝居以外のいろいろなお話ができたので、いい映像になったと思います」と笑顔。そんな浦に斉藤は「浦くんはいつもすごく面白いです」と語りかけ、メンバーの仲の良さを「浦さんのおかげです」と賞賛。しかし、先輩からの丁寧過ぎる物言いに「やめてください、めちゃくちゃ怖いな」と逆に浦を怖がらせた。
ここでブルーロックの公式アンバサダーに就任したサッカー日本代表の南野拓実選手からビデオレターが届くと、感激したキャスト陣が大興奮。南野選手がブルーロックの大ファンだと知ると、海渡は「素晴らしいシーンをたくさん生み出してくれたプロの方を魅了する力が、ブルーロックにはあるんだなと改めて感じました」と嬉しそうに答えた。
その後、初のスマホゲーム化も発表。育成シミュレーションという内容に仲村は「たぶん、このアプリで敗れてしまうと、そのプレイをしている人は二度とプロサッカー選手になることができないんじゃないかな」と予想し、「覚悟が要求されるんだ?」と一同を笑わせた。
最後に、仲村は「もともと原作が大好きだったので、こんなにもどっぷり関わらせていただけて本当に幸せです」と語り、斉藤は「ノンストップで駆け抜けていくブルーロックの物語を、皆さまの目で、心で感じていただけたら嬉しいです」と言及。そして浦は「ブルーロックのキャラクターたちに負けないような熱量で演じていますので、10月からの放送を楽しみにしてください」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
文・撮影=永田正雄
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