大河ドラマ「光る君へ」へ出演予定の本郷奏多がドラマ「アカギ」で見せた演技力

9月からスタートするドラマ「姪のメイ」で大沢一菜とＷ主演し、姪を引き取る都会育ちの32才独身男子を演じることになった本郷奏多。近年の活躍にはめざましいものがあり、映画「キングダム」ではクーデターを起こす成キョウ役を演じ、その悪者ぶりがハマり役と絶賛。初の大河ドラマ出演となった「麒麟がくる」では若くして関白になった近衛前久を演じ、2024年に放映される大河ドラマ「光る君へ」では奇抜で個性的な第65代・花山天皇を演じることが決定している。

本郷にはクールで謎めいたキャラクターが似合う。福本伸行による迫真の麻雀コミック「アカギ～闇に降り立った天才～」を元に2015年にBSスカパー！で連続ドラマ化された「アカギ」で本郷は闇の帝王、鷲巣巌(津川雅彦)と生命を賭けた麻雀対決をする赤木しげるを演じた。もともと原作のファンで麻雀にも熱中していたものの、まさか自分が主人公を演じることになるとは思ってもいなかったという本郷は「なるべく原作のイメージ通りに演じることを心掛けています」とコメント。赤木になりきるため、銀髪にし、宿敵、鷲巣からも「怪物」と恐れられる伝説の若き天才雀士をみごとに演じた。「キングダム」でも原作がいちばん偉いと語っていたが、これは彼が実写化に臨む時のブレない姿勢なのだろう。「アカギ」で本郷が見せたゾクゾクする勝負師の顔とは？

■血を抜かれてもポーカーフェイスを崩さない怪物雀士を演じる

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