町田啓太の悩む姿から本気度が伝わる密着ドキュメンタリー「僕ドラ」

(C)「僕ドラ」製作委員会

そんな舞台裏がわかる"「僕ドラ」町田啓太主演ドラマドキュメンタリー"。作品作りにもっと深く関わってみたいと思っていたという町田は、子供の頃から漫画好きなこともあり、「自分を主人公に漫画を描いてもらえるかもしれない、しかもそれを演じれるなんて...幸せでしかありません」とコメント。漫画家たちの個性的な作品に触れて感動したり、悩んだり、役作りでアイディアを出したりと、ふだんは見ることができない町田に触れられるのが通称"僕ドラ"なのだ。

■応募作品を選ぶ立場になってみて頭を抱えて悩みまくる町田

(C)「僕ドラ」製作委員会

撮影が終わるまで約8ヶ月。町田が代表選考委員になって会議に参加することから、プロジェクトは始まる。漫画のテーマは"希望"で、全国からの応募者が6組に絞られ、それぞれのプロフィールや作風を見てワクワク。コロナ禍ということもあり、漫画家たちがリモートでプロットや絵を見せ、町田に直接、プレゼンをする段階では終わった後に「(みんな)すげえな」と頭をかきむしって悩みまくる場面も。「ずーっと悩んでて、あれこれあれこれ考えて」と審査に臨む町田から、真摯で真面目な性格が垣間見える。町田の私服が何パターンも見られるのも醍醐味。それだけ何度も何度も現場に足を運んでいる証拠だ。それぞれの作風に感想を述べる中、インスタで大バズリした主婦漫画家、大盛のぞみさんの孫と祖母が入れ替わる設定の漫画には「お芝居的にすごく挑戦しがいがある」と町田。大盛さんが祖母のカツヨを群馬弁にしたのは群馬県出身の町田が地元の方言でしゃべっているところを見たかったからだとか。

2時間以上に及んだ会議で大賞は「ダメな男じゃダメですか?」に決定。ドキュメンタリーには町田が大盛さんの自宅に花束を持って訪ねるシーンも収録されている。

■いよいよ始まった撮影。町田はスカーフを巻いていざ出陣?

漫画を脚本にし、どうやってドラマとして成立させていくのか、町田は脚本打ち合わせ、キャスティングなど、通常では俳優が関わらない場面にも参加。演じる権太がなぜSNSでバズったのか、設定にもアイディアを出し、衣装合わせでは祖母のカツヨ(宮崎美子)に入れ替わった時のアイテムとして首に巻くスカーフにこだわりを見せる。その一方で宮崎との台本読み合わせや撮影スケジュールの時間が限られているため、初めての入れ替わりドラマに何度も「不安」だと口にしているのが印象的だ。本番では弾けまくりの演技を見せた町田がパワフルおばあちゃん・カツヨになりきるために裏側でこんなに努力、葛藤していたとは!久々に披露したというダンス練習シーンも含めて見どころ満載だ。

文=山本弘子

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放送情報【スカパー!】

「僕ドラ」町田啓太主演ドラマドキュメンタリー#1~4
配信日時:11月13日(月)06:00~
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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