国民的大ヒット作であり国際的にも人気が高い「銀河鉄道999」を、生放送で初の実写化することが決定。主演・メーテル役の栗山千明、鉄郎役の前田旺志郎をはじめ豪華キャストで、6月18日(月)20:00よりBSスカパー!で生放送する。
国民的人気を誇る伝説的SF作品「銀河鉄道999」を「生ドラマ」という型破りな切り口で初実写化する。主演・メーテル役に栗山千明、鉄郎役に前田旺志郎、クイーン・エメラルダス役に凰稀かなめ、機械伯爵役に染谷俊之、大山トチロー役には橋本じゅん、アンタレス役には宇梶剛士という豪華実力派キャストが集結。栗山千明、前田旺志郎はどちらも生ドラマ初挑戦だ。また製作チームには数々の人気テレビドラマを手掛けるザ・ワークスが参加。さらに、ドラマは壮大な世界観を表現するためCGを多用し、日本映画界屈指のCGクリエーターたちが担当する。今までにない生放送ドラマとCGによる融合で、スカパー!だからこそ挑戦できるドラマを作っていく。
生ドラマ放送終了後には出演者によるアフタートークを生放送で展開。その他、スタジオには、舞台「銀河鉄道999」~GALAXY OPERA~とのコラボレーションとして主演・星野鉄郎役を演じる中川晃教とゲストが登場し、今年80歳をむかえる原作者・松本零士氏へのリスペクトを中心に語り合う。生ドラマ60分、トーク番組30分、計90分の生放送となる。
また、7月1日(日) 22:00からは東映チャンネルで『銀河鉄道999(劇場版)』を放送。こちらの関連番組もあわせてご覧ください。
<出演者コメント>
栗山千明
メーテルは憧れの存在だったのでお話をいただいて驚きました。光栄ですし、恐縮ですし、嬉しい気持ちとともに、多くのファンがいる作品ですので、ご期待にそえるように頑張りたいと思います。「銀河鉄道999」は小さい時にアニメで見て好きになり、特に切なさ、憂いを感じるストーリーに引き付けられた記憶があります。「愛」や「命」という普遍的なテーマで、子どもが見ても素直に楽しめ、大人が見ても奥のテーマを感じることができる、世代関係なく、見る年齢によって感じ方が変わってくる、長く愛される作品です。この生ドラマでは、メーテルの深い想い・意志・使命、そして内に秘めている切なさ・葛藤をうまく表現し、メーテルに一歩でも近づけるように演じたいです。生ドラマは初めての挑戦で、どうなるか未知数です。今は不安の方が大きいですが、これから稽古を通してアドリブが出せるくらい余裕と自信を持ってお届けできる作品に仕上げていきたいと思います。私自身、「挑戦する」という気持ちが大きい作品です。皆さんも「どんな放送になるんだろう」と、ワクワクしていただける内容になると思います。「銀河鉄道999」という作品の醍醐味を実写になってもちゃんとお届けできるように、これからキャスト・スタッフ、皆で作っていきますので、是非楽しみになさってください。
前田旺志郎
オファーを聞いたときは驚きました。誰もが知っている作品の実写化を、まさか自分がやらせていただけると思っていなかったので、「嬉しいな」と思ったのと同時に、「生半可なことはでけへんな」と思いました。皆の中にそれぞれの鉄郎がいると思うので、その期待を裏切らない、期待にそえるように頑張りたいです。「銀河鉄道999」は特にメッセージ性が強く、子どもが見ても楽しめ、大人は納得しながら見られる作品だと思います。描かれる題材が、どの世代が見ても、何年たっても、そんなにポンと答えがでるものじゃないので、何年経っても色々な人が、色んな世代で、改めて何かに気付かされる、そんな愛される作品だと思います。舞台経験もまだないので、生で人に伝えるということが初めてで、緊張、不安、怖いな、という気持ちが大きいです。今はまだ「生ドラマ、どういうこと?(笑)」という感じですが、アドリブが出せるくらい楽しめたら、見ている人にもそういう楽しさが伝えられると思います。ほかのドラマや映画とは撮り方が違うと思うので、生ならではの良さを、映像を通して伝えたいと思います。そして僕なりの鉄郎を出しつつ、原作に沿って演じていけたらいいなと思います。初めての生ドラマ、どうなるか僕自身わからないですし、不安です。ですが、皆さんが想像している鉄郎、何事にもまっすぐで周りの人を巻き込むような熱い気持ちを、皆さんに伝えられるように体当たりで演じたいです。是非、見てください。
<登場人物>
メーテル(栗山千明)
鉄郎に銀河超特急999号のパスポートを渡した謎の美女。これまでも多くの若者と旅をしてきたが、自分の使命や運命に疑問を持つようになった。鉄郎の旅の行く末を案じるが、今まで出会ったどの若者とも違う鉄郎の「勇気」「優しさ」に「もしかしたら自分の運命を変えられるかもしれない」と思い始めている。旅を通じ成長していく若者の姿と、未来を信じる心に触れるにつれ、鉄郎を愛おしく思えるようになった。
星野鉄郎(前田旺志郎)
地球人。機械の体を手に入れるため、銀河超特急999号が発着するメガロポリスステーションを目指す旅の途中、母親を目の前で機械伯爵に殺される。死の間際の遺言は「機械の体になって、お母さんの分まで長生きするのよ」。その後、母親そっくりのメーテルに出会い、機械の体をタダでくれる星に行けるパスポートを手に入れる。メーテルの条件は「自分も一緒に連れていくこと」。機械伯爵への復讐を胸に抱きつつ、機械の体による永遠の生に純粋に憧れている。謎の美女・メーテルに亡き母を重ね、思慕を募らせている。
クイーン・エメラルダス(凰稀かなめ)
その姿をみたら死ぬと噂される海賊。重力サーベル(鋭い剣先とレーザー銃の機能を併せ持つ)を使いこなす達人で筋を通さない人間には容赦しない、誇り高き女性。大山トチローにだけは心を許している。メーテルとは過去幾度となく戦いを共にし、盟友関係にある。
機械伯爵(染谷俊之)
機械帝国の英雄。神出鬼没の時間城に住む。地球の自領地での人間狩り中、鉄郎親子を襲う。かつては鉄郎のような志を持った若者で「争いのない平和な世界を作る」ことを理想に掲げ「強くなる為に機械の体になりたい」という純粋すぎる志を持っていた。機械化人間になった後は、プロメシュームの「全宇宙機械化」の思想に共感。冷酷なまでに先鋭化、宇宙中で反抗する生身の人間たちの世界を制圧するリーダーとなる。鉄郎を嬲り殺し、メーテルに絶望を抱かせ、抹殺することを狙っている。
大山トチロー(橋本じゅん)
ハーロックやエメラルダスが持つ「戦士の銃」を設計した天才技師の人間。正義感に溢れる優しい男。仲間の為に自己犠牲も厭わない。が、宇宙病に侵され余命幾ばくもない。機械帝国の英雄・機械伯爵を倒すという目的を持つ鉄郎に出会い、手を貸すことになる。
アンタレス(宇梶剛士)
大盗賊を名乗る生身の人間。機械帝国に仲間を殺された恨みを持ち、機械化人のみを狙う義賊。体内に不発弾を多く抱え、いつ爆発してもおかしく無いが、特に気にする様子もない豪快さを持つ。宇宙を生き抜く非情の掟を鉄郎に説く。
車掌
銀河鉄道管理局職員。銀河超特急999号の車掌。性格はまじめで、客へのサービスは忘れない。鉄郎と仲良し。
放送情報
銀河鉄道999 40周年記念生ドラマ『銀河鉄道999 Galaxy Live Drama』
放送日時:2018年6月18日(月)20:00~
チャンネル:BSスカパー!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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