阿部寛の比類なき芝居の影響力に刮目せよ!映画「大帝の剣」の演技で吹き込む"SF伝奇"実写化の礎となる現実感

夢や野望に真っ直ぐ突き進む愚直なキャラクターから一癖も二癖もある濃いキャラクターまで、どのような役も"ハマリ役"として演じ切る名優・阿部寛。最近では、ドラマ「VIVANT」(2023年、TBS系)でのアクの強い公安刑事・野崎や大河ドラマ「どうする家康」(2023年、NHK総合ほか)での一筋縄ではいかない武田信玄を演じて八面六臂の活躍を見せるなど、まだまだその演技力の底が知れない俳優の一人だ。そう感じさせるのはやはり、 "クセ"がどれほど強くてもキャラクターに説得力を持たせる能力が群を抜いているからに違いない。

荒くれ者の装いが似合う阿部寛
荒くれ者の装いが似合う阿部寛

阿部の出演作を振り返ってみると、ドラマ「TRICK」シリーズ(2000~2014年、テレビ朝日系)での上田次郎や、ドラマ「ドラゴン桜」シリーズ(2005、2021年、TBS系)の桜木建二、ドラマ「結婚できない男」シリーズ(2006、2019年、フジテレビ系)の桑野信介、映画「テルマエ・ロマエ」シリーズ(2012、2014年)のルシウスなど、視聴者の印象に強く残る"クセ強"のキャラクターは枚挙にいとまがない。そんな中でも、1月26日(金)に時代劇専門チャンネルで放送される映画「大帝の剣」(2007年)の万源九郎はその最たるものといえる。

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放送情報【スカパー】

大帝の剣
放送日時:1月26日(金)23:00~ほか
放送チャンネル:時代劇専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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