須賀健太が語る、演劇「ハイキュー!!」 への思い

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズで主人公の烏野高校・日向翔陽(ひなたしょうよう)を演じる須賀健太。シリーズ5作目の"はじまりの巨人"初日目前に、キャストの素顔を届けるロケ特番第2弾前編を収録。その現場に突撃した。

ロケ特番の収録を終えて、いかがでしょうか？

「すごく楽しかったです！ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」上演の地でもある、東京ドームシティアトラクションズで烏野高校チームとライバル校の連合チームとで戦いました。前回はバーベキューのお肉を懸けて烏野と青葉城西高校と音駒高校とで戦って、もちろん烏野が勝ったんですが（笑）、今回も勝負しました。みんなの個性が見えて、初めて気づいた魅力もありました」

特に見どころを挙げるとしたらどこでしょうか？

「僕のジェットコースターノーリアクション対決です。役者魂を見せましたから！モニターを見ていたみんなが爆笑して『元気を出したいときは、この動画見るわ！』って言ってくれてうれしかった。普段、稽古終わりに食事とかに行くことはあるけど、演技についてとか真面目な話が多くて。こうして一緒に全力で遊ぶ機会はなかなかないんです。特に今は初日直前、稽古も終盤で、かなり気を張っていたから、今日はすごくいいリフレッシュになりました」

勝敗が気になりますね。

「それは観てのお楽しみです！罰ゲームもすごく面白いので楽しみにしていてください」

楽しみといえば、ゲーム対決に続き、演出と脚本を手掛けるウォーリー木下さんとのスペシャルトーク も収録されましたね。

「第2弾ということで、僕も企画の段階から参加させていただいたんです。その中で、作品を一緒に作っている方々とのスペシャルトークを見ていただくことで、僕ら自身が知らない魅力を、舞台を見てくださるお客さまに届けることができたらいいなと思ったんです。ウォーリーさんとは普段から2人でご飯に行かせていただいて、いろいろな話をしているんですが、こんなふうに人前で裏側を話すという機会はなかなかないので、こちらも面白いと思います」

シリーズ5作目、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」"はじまりの巨人"の意気込みをお聞かせください。

「僕が演じる日向と同じように〝小さな巨人〟に魅せられた、和久谷南高校の中島 猛がいて、日向としても烏野としても原点回帰というか、あらためて自分たちが歩んできた道のりを振り返り、前に進むことになります。次の秋公演で演劇「ハイキュー!!」から卒業することを発表させていただきましたが、そこで『"新しい演劇を作る"最後までコンセプトは変わりません。殴り合いを制します』と言わせていただきました。これはずっと新しい演劇を作ること、圧倒的な舞台を見せるとことを志して声を大にして言ってきたし、大きな目標としてやってきたという自負からです。だからこそ最後までコンセプトを貫きたいし、卒業を決めた今だからこそ目指せる高みです。これまで僕たちが3年間積み上げてきた演劇「ハイキュー!!」というものを自分たちでちゃんともう一度なぞる旅だと思っているので、その面白さを伝えます」

最後にファンの方へ一言、お願いします。

「今まで観てくださった方はもちろん、初めて観てくださる方も十分楽しめる舞台です。5月にはアニメや舞台、ロケ特番の放送もあるので、全部観ていただいて僕らを好きになって、ぜひ劇場にいらしてください！」

文＝おーちようこ

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