篠原涼子が母親として怒り狂う姿が印象深い!子役時代の須賀健太の集大成的な映画「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」

「モーニング」に連載した「ピアノの森」などで知られる人気漫画家・一色まことの代表作「花田少年史」は、2002年に日本テレビ系でアニメ化され、深夜放送にもかかわらず、高視聴率を記録。「東京国際アニメフェア」最優秀作品賞、「アジア・テレビジョン・アワード」で長編アニメーション部門最優秀賞を受賞するなど、評判を呼んだ。続いて2006年には実写映画となり、「花田少年史 幽霊と秘密のトンネル」のタイトルで劇場公開されている。

主人公の花田一路役を演じたのは、2005年公開の大ヒット作「ALWAYS 三丁目の夕日」での演技で「名子役」として評判となった須賀健太。本作が彼の初主演作となった。その母親である寿枝役には、篠原涼子が起用された。当時の篠原はドラマ「anego」(日本テレビ系)、
「アンフェア」(フジテレビ系)などで若い女性を中心に圧倒的な支持を集め、女優として飛躍期にあった。また一路の父・大路郎役には実力派俳優の西村雅彦。さらに、北村一輝、安藤希、もたいまさこといった個性的な顔ぶれが結集している。

映画は、小さな港町に暮らすわんぱくな小学生・一路(須賀健太)が、母親の寿枝(篠原涼子)とテレビをめぐって激しいバトルを繰り広げる場面から始まる。怒り狂う母親から逃げるため、自転車を猛スピードで走らせていた一路はトラックに跳ねられてしまう。しかし、トンネルに住み着いた少女の幽霊・聖子(安藤希)の助けを得て九死に一生を得た。ところが、この時以来、なぜか彼はこの世をさまよう幽霊の姿が見えるようになってしまった。そんなある日、一路の前に本当の父親と名乗るキザな男性・沢井(北村一輝)の幽霊が現われる。沢井の言葉に不安を感じる一路だったが、沢井を知るらしい聖子は一路に彼を信用するなと忠告するが...。

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放送情報

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル
放送日時:2023年4月27日(月)06:50~
放送チャンネル:WOWOW4K
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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