• いいね
  • コメント
  • ブックマーク

小芝風花が人生初の金髪で破天荒でやさぐれた主人公に挑戦したドラマ「波よ聞いてくれ」

俳優

999 999 999

⒞沙村広明/講談社/テレビ朝日・MMJ

とはいえ、ラジオDJだけで食べていけるわけはなく、スープカレー屋との二足のわらじ。そうして、片寄涼太や中村ゆいか、バイきんぐの西村瑞樹演じるスープカレー屋スタッフや、北村を始め、原菜乃華、平野綾、井頭愛海、小市慢太郎らが演じるラジオ局のスタッフ、リスナーとの交流を経て少しずつ成長していくのだが、何があってもへこたれずにぶつかっていく姿がなんとも頼もしく面白いのだ。例えば、ラジオの序盤では、ミナレに大金を借りたまま別れた男との対決が描かれるのだが、これがオーディオドラマになっていて奇想天外な展開が人気を呼ぶ。

また、同じ局の番組でカップルインフルエンサーが炎上した際には、彼女の番組「波を聞いてくれ」で釈明をしたいとリクエストされるが、そのまま番組が進むわけがなく、公開処刑にスイッチ。この際のミナレの説教があまりにも真っ当で、こちらも話題になるのだが、その内容は見ている我々にとっても気持ちの良いものなので、ぜひとも注目してほしい。

■小芝風花のマシンガントークがとにかくすごい!

⒞沙村広明/講談社/テレビ朝日・MMJ

オーディオドラマにしろ、公開説教にしろ、とにかくすごいのが、ミナレのマシンガントークだ。第1話で「これだけのしゃべりをリハーサルなしで噛まずにできるのは容易なことではない」とラジオプロデューサーの麻藤を唸らせただけあって、ミナレはオンオフ問わずに本当に澱みなくしゃべり続ける。しかも人を引きつけるしゃべりを展開するのだ。小芝は難なくこなしているように見えるが、麻藤が言う通り簡単なことではなく、その裏には相当な努力とプレッシャーがあったはずで、"やり遂げた"と言っても過言ではないだろう。

デビュー映画で「魔女の宅急便」のキキという大役を演じ、その後もクセのある主人公や難しい立場のヒロインを視聴者にとって身近な存在に引き寄せるなど、確かな演技力を見せてきた小芝だが、ここまで破天荒でやさぐれた役は初。金髪にしたのも人生初だったそうだが、カラフルでスポーティなファッションも珍しく、目を引いた。小芝の新境地を開いたとも言える一作で、一見の価値ありだ。

文=及川静

この記事の全ての画像を見る
  1. 1
  2. 2
  1. 1
  2. 2

放送情報【スカパー!】

波よ聞いてくれ #1
放送日時:3月29日(土) 08:00~
放送チャンネル:テレ朝チャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合があります

詳しくは
こちら

Person

関連人物

Comment

コメント