山田孝之&綾瀬はるか共演の色褪せぬ名作!松下由樹演じる教師の視点から物語を振り返る「世界の中心で、愛をさけぶ特別編〜17年目の卒業〜」

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山田孝之と綾瀬はるかが共演した名作「世界の中心で、愛をさけぶ」のその後を描く
山田孝之と綾瀬はるかが共演した名作「世界の中心で、愛をさけぶ」のその後を描く

松下演じる谷田部の視点から、朔太郎と亜紀の物語を振り返る本作。「廣瀬はちょっと意地っ張りな優等生、松本は忘れ物ばかりするのんき者」。そんな作中のセリフは、2人をそばで見守っていた担任ならではで、何気ない言葉にも温もりが宿っている。松下の穏やかな声で辿られる高校生2人のストーリーは、連ドラを見た後だと結末を知っているゆえに、微笑ましくもあり、胸をぎゅっと締め付ける切なさもある。連ドラでは、朔太郎に時に厳しい言葉を投げかけながらも、彼を励まし、2人を見守っていた谷田部。そんな谷田部にも、"病と闘う生徒のために何ができるのだろう"という悩みや葛藤があったことが、本作では映し出されている。

そして、本作で描かれるもう1つのストーリー、"卒業"。亜紀の死後、勉強に打ち込み、亜紀のことを口にすることも、本音を語ることもなくなった朔太郎。卒業式の日、彼の姿はそこにはなかった。その後、17年もの間、亜紀を想って苦しみ続けた朔太郎だったが、本作で久しぶりに母校を訪れる。亜紀の死を受け入れ、卒業式に出席できなかった母校を訪れて、やっと"卒業"を果たす朔太郎に、谷田部は長年持ち続けた"ある物"を渡す。その場面からは、教師の谷田部が生徒たちに注ぐ大きく深い愛情が伝わってくる。

2人の物語は、2人を見守っていた人たちの心の中に残り続ける。その事実が、2人がそこにいた何よりの証なのだ。谷田部の存在は、それを強く印象付けている。連ドラ版と併せて、この色褪せぬ名作を、改めて見てほしい。

文=HOMINIS編集部

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放送情報

世界の中心で、愛をさけぶ
放送日時:2025年12月21日(日)12:00~[全話一挙放送]

世界の中心で、愛をさけぶ特別編〜17年目の卒業〜
放送日時:2025年12月21日(日)21:30~

チャンネル:TBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメ(スカパー!)

「特別編〜17年目の卒業〜」出演:山田孝之 綾瀬はるか 緒形直人 桜井幸子 三浦友和 松下由樹 手塚理美 田中幸太朗 柄本佑 本仮屋ユイカ 高橋克実 大島さと子 夏帆 水野はるか 浅香友紀 仲條友彪 田中圭 武野功雄 浅野和之 ほか

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