笹本玲奈、4年越しの深化「厳しさと温かさのバランス」再びメリー・ポピンズへ

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ミュージカル『メリー・ポピンズ』が2026年3月より東京・東急シアターオーブ、5月より大阪・梅田芸術劇場メインホールにて再演される。

前回公演から続投となる笹本玲奈は、この4年間での経験を経て再びメリー役に向き合う。彼女が目指す"深化"とは何か。再演への思いとメリーという役の奥行きについて語ってもらった。

――ミュージカル『メリー・ポピンズ』2026年公演への出演が決まったとき、率直にどのようなお気持ちでしたか?

「前回、最高のステージをお届けできたと一つの悔いも残らず千秋楽を迎えましたが、この4年間で出会った作品や役を通して、またメリーを演じられる日が来たら、あそこはこうしたいなと思うことが多くなりました。再演が決まり、少しずつ増えた発見を生かしてまた挑戦できることがとても嬉しかったです」

――数ある作品の中で、あらためてこの『メリー・ポピンズ』という作品に惹かれた理由を教えてください

「音楽、脚本、振り付けがとても華やかで、舞台装置や衣装に至るまで細部にわたり計算して作られているところ。どんな人間にも心を揺さぶられるシーンやセリフの数々にあふれているところです」

――メリー・ポピンズは象徴的でありながら奥行きのある役だと思いますが、演じる上でご自身が特に大切にしている解釈やアプローチは何でしょうか?

「人との独特な距離感や、非人間的な姿の中にとても温かい心を持っているところです。彼女の言葉選びや言い回しも難解で、時に冷たく感じられるけれど、その中に深みと重みがあるので、大切な言葉たちが流れていかないように伝えたいです。そしてメリーらしい立ち姿がとても重要なので、姿勢や足元、手先に至るまでしっかり意識したいと思っています」

――続投という立場で臨む今回の公演において、前回以上に意識している"深化"のポイントはどこでしょうか

「厳しさと温かさのバランスです。また一緒に舞台に立つすべてのキャラクターに対して、言葉がしっかり胸に届くように、心を動かせるようにさらに深めていきたいです」

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