
――原作(映画・舞台など)に触れてきたご経験があれば、その印象と、今回の舞台版ならではだと感じている魅力について教えてください
「映画で描かれているメリー、其々の演出家が求めているメリー、そして自分のメリー像、どれ一つとして同じ物がなく、ただ共通してメリーっぽい感じというのは同じで。舞台では生身の人間が演じるリアルさをどれだけ違和感なく作るか、それが舞台での課題だと感じています」
――笹本玲奈さん(2022年公演から続投)、朝夏まなとさん(2026年公演から初参加)とトリプルキャストで同じ役を演じることについて、どのように受け止めていますか。また、お二人の存在から刺激を受けることはありますか?
「一つの役を3人でやるとお稽古時間がどうしても短くなるデメリットはありますが、今はメリットが大きいです。あやふやな所を確認し合ったり、苦手な所をサポートし合ったり。セリフや歌詞も気になる所を話し合ったり。今は其々が役を掴むことで必死です」
――「それぞれのメリー・ポピンズらしさ」が観客に伝わるとすれば、ご自身ではどのような魅力が表れると思いますか?
「優しいけれど規律を守る。寄り添うけれど依存させない。心強い導き手、そして愛でみんなを繋ぎ合わせる、そんなメリーでありたいです」

――メリー・ポピンズを演じる上で、特に重視している演技要素(歌唱・ダンス・佇まい・物語の伝え方など)があれば教えてください
「常に俯瞰して物事の全体を冷静に捉える感覚です。何をすべきで、どう言うべきか。どう存在しているべきかを意識しています」
――初めてこの作品をご覧になる方へ、ぜひ注目してほしいポイントと、観劇を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします
「舞台のメリー・ポピンズは、子供達はもちろんの事大人のための舞台でもあります。自分の中にいる子供の部分が迷子になっている大人の方にこそ観ていただきたい作品です」









