高橋文哉の緻密な演じ分けが光るヤンキードラマ「伝説の頭 翔」――オタク高校生と金髪カリスマヤンキー、1人2役の魅力
俳優
2019年に主演した「仮面ライダーゼロワン」や、2021年放送のドラマ「最愛」での好演で注目を集めた俳優・高橋文哉。その後も2022年のドラマ「君の花になる」を始め、映画「交換ウソ日記」「ブルーピリオド」など数々の話題作に出演し、俳優として着実にキャリアを重ねてきた。2025年にはやなせたかしとその妻・小松暢をモデルとした連続テレビ小説「あんぱん」で、朝ドラ初出演も果たしている。
そして2026年。長編アニメーション映画「クスノキの番人」(天海祐希とW主演)に始まり、4月には「SAKAMOTO DAYS」、8月には主演を務める「ブルーロック」の公開も控えているなど、今年も華々しい活躍が期待される。
そんな高橋の主演作の中で注目したいのが、2024年放送の「伝説の頭 翔」だ。
(C)テレビ朝日・MMJ
「クロサギ」「正直不動産」の作者・夏原武のデビュー作を実写化した同作。高橋は1人2役に挑戦し、万年パシリでアイドルオタクの高校生と、危多漢闘(きたかんとう)最大のヤンキー連合体のトップという正反対の2人を演じている。
高校2年生の山田達人(高橋)は、いじめが原因で1年近く不登校。おまけに達人に興味のない両親はそれぞれ海外に単身赴任しており、1人引きこもりがちで孤独な毎日を送っていた。心の支えは「古くさい街角のスケ番ズ」、通称"街スケ"というアイドルグループで、グループのエース・藤谷彩(関水渚)を推す熱心なオタク。しかし一方で、本物のヤンキーのことは粗暴で下品だと軽蔑している。
(C)テレビ朝日・MMJ
ある日、不良にカツアゲされた帰り道、達人は横断歩道に飛び出してしまい、彼を避けようとしたバイクが転倒。バイクに乗っていたのは、ヤンキーが異常発生する地域「危多漢闘」の中でも最大で最強のチーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔(高橋)だった。達人は大けがを負った翔から、危多漢闘の勢力図を保つためにしばらくの間、自分のふりをするよう命じられる。こうしていじめられっ子だった達人は、最強のヤンキー・翔と入れ替わり、けんか三昧の世界に踏み入れることになる...。




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