高橋文哉の緻密な演じ分けが光るヤンキードラマ「伝説の頭 翔」――オタク高校生と金髪カリスマヤンキー、1人2役の魅力
俳優
(C)テレビ朝日・MMJ
同作で1人2役に挑んだ高橋は、ヘタレでオタク気質の達人と、不良たちからも憧れられる最強のヤンキー・翔を見事に演じ分けている。
プロローグで翔を演じる高橋は、金髪に特攻服姿で颯爽と登場。不敵な笑みを浮かべて大勢のヤンキーの中に1人向かっていく姿はオーラを放っており、彼が最強のヤンキーということに説得力を与えている。その後、達人を演じる時には黒髪に眼鏡姿で登場する高橋。暗い部屋でラーメンをすする姿、"街スケ"を見てゆるむ表情、早口で自身無さげな話し方と、翔を演じる時のイメージとは一変している。
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その後、達人は眼鏡を外すと翔に瓜二つだったことから彼と入れ替わることになるわけだが、その時には"翔"と"翔のふりをする達人"をしっかりと演じ分け。翔を演じる時には落ち着いた表情に風格のある口調で、強さから生まれたであろう貫禄が感じられる。一方で"翔のふりをする達人"を演じる際には、ビジュアルはまったく同じながらも相変わらずヘタレ感の否めない話し方で、慣れないヤンキーたちの世界に怯えたり、時には苛立ちを覚えたりする達人の心の内を豊かな表情で伝えた。何よりも面構え1つで、彼が翔なのか達人なのか一瞬で見分けがつくのだからすごい。卓越した高橋の表現力が見事だ。
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また、翔に成り代わって過ごす中で、"街スケ"のメンバーと関わることになってオーバーリアクションで驚く表情を見せたり、こらえきれずにライブに行き、ノリノリで踊る姿を見せたりと、コメディ要素溢れるシーンも多数。コミカルな高橋の演技も見逃せない。
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金髪で色気あふれるカリスマヤンキーの翔と、ヘタレながらもヤンキーの世界で奮闘する達人。対照的な2人をどちらも魅力的に演じた高橋の演技に注目しながら、青春に満ちたヤンキードラマを楽しんでほしい。
文=HOMINIS編集部




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