瀬戸康史が育児に奮闘する父親役に挑戦「育児のつらさを知ることができました」

瀬戸康史
瀬戸康史

日本社会における育休に焦点を当てたWOWOWオリジナルドラマ「男コピーライター、育休をとる。」(WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド)が、7月9日(金)よりスタートする。

本作は、現役コピーライターで会社員の男性が6カ月間の育休に励む様子を、笑いと涙でつづったハートフルコメディ。労働時間のルールもない限界ギリギリの育休に奮闘する主人公を瀬戸康史が演じる。

今回、WOWOW初主演となる瀬戸に、育休に対する考え方や撮影を通して感じたこと、自身の家事のこだわりなどを語ってもらった。

主演ドラマ「男コピーライター、育休をとる。」について語った瀬戸康史

――原作を読んだ時の印象はいかがでしたか?

「育休のことをあまり知らなかったので、想像以上に大変なんだなというのを思い知らされました」

――現場に入る前に事前に準備をしたことなどはありますか?

「撮影に入る前に本読みのタイミングでオムツ替えや沐浴のやり方、抱っこの仕方などを練習しました。その時は人形だったんですけど、それでも難しくてこんなに気をつかうのかと驚きでした。しかも、人形と違って実際の赤ちゃんは動くんですよね。他にもやることがたくさんあるので子育てをされた方はすごいなと思いました」

――実際の撮影ではうまくいきましたか?

「赤ちゃんに対しては、以前NHKドラマの『透明なゆりかご』で産婦人科の院長役をやらせていただいた時に、こちらが怖がったらダメだと学んでいたので、『俺にまかせて』という気持ちで堂々とやるように気をつけました。でも、めちゃくちゃ泣かれましたけど(笑)」

――赤ちゃんがいる現場はいかがでしたか?

「なかなか思い通りにいかなかったです。スタッフさんやキャスト総出で、急いで着替えたり小道具を準備したり、赤ちゃんに合わせて行動していたので終わった後に変な達成感がありました。それは育児でもそういうことがあるかもしれないと思いましたね」

――作品に関わる中で変わったことや成長したと思ったことを教えてください。

「まず育児のつらさを知れたことはものすごく大きなこと。それを知らずに育児することになったら何の準備もしないし、浮かれていたかもしれない。でもこの作品に出会えて、あまりフューチャーされない部分も知れて、心構えが変わりました。準備できることもあるでしょうし、オムツ替えなど基本的なこともそうですけど、赤ちゃんの泣き声で何を求めているのか分かるように勉強したいですね。それと、パートナーを思いやることはすごく大切だと思いました。一人じゃ子育ては無理なので、支えてくれる人がいて成り立つのかな」

――育児をする際は家事の協力も必要だと思いますが、日頃からされている家事や、こだわりはありますか?

「洗い物や洗濯、掃除とか家事はけっこう好きですね。食器は洗ったらすぐに拭きますし、洗濯物は長めのハンガーを使ってシワが付かないように干しています。梅雨の時期は空調にも気をつかっていて衣装部屋は湿気取りの据え置きタイプの物で除湿するし、ダニも怖いので布団乾燥機を3日に一度くらいのペースで使います。ただ、あれは布団が温かくなるので冬はいいんですけど、夏は冷ますのが煩わしいですね(笑)。いろいろ言いましたけど、やっぱり家事をしてきれいにすると気持ちがいいなって思います」

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出演情報

<放送情報>
WOWOWオリジナルドラマ 「男コピーライター、育休をとる。」
放送日時:2021年7月9日(金)23:00~ ※毎週(金)23:00~
チャンネル:WOWOWプライム
※放送スケジュールは変更になる場合があります

<配信情報>
WOWOWオリジナルドラマ 「男コピーライター、育休をとる。」
WOWOWオンデマンド
7月9日(金) 全12話一挙配信

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