完全復活を誓う紀平梨花、「神のような存在」と明かす羽生結弦ら、リスペクトするトップスケーターの名プログラムを厳選

紀平梨花が「リスペクト」する浅田真央、羽生結弦らの名プログラムを紹介(「氷上のプレイリスト~これが私のフィギュアスケート観~」より)
紀平梨花が「リスペクト」する浅田真央、羽生結弦らの名プログラムを紹介(「氷上のプレイリスト~これが私のフィギュアスケート観~」より)

右足首の疲労骨折により実戦から遠のいていた紀平が、約1年半ぶりに復帰した2022-2023シーズン。グランプリシリーズで復活の兆しを見せ臨んだ「全日本フィギュアスケート選手権」では11位に終わり、「世界フィギュアスケート選手権」の切符こそ逃したものの、完全復活への強い想いをアピールするなど、来季に向けてポジティブな姿勢を見せている。

そんな紀平がプレイリストのテーマに選んだのが"リスペクト"。普段は自分の演技を見返すことの方が多いという彼女だが、これまで影響を受けたという印象的な演技の中から全16曲を厳選していく。

「氷上のプレイリスト~これが私のフィギュアスケート観~」
「氷上のプレイリスト~これが私のフィギュアスケート観~」

プレイリストの中でも印象的だったのが、浅田真央の「月の光」。2009年の「世界フィギュアスケート 国別対抗戦」のショートプログラム(SP)の映像を振り返りながら、"トリプルアクセルをSPに組み込んでいる難しさ"が身にしみているからこその言葉で、その選曲理由を語る。また、自身がシニアデビューした2018-2019シーズンのSPに使用した紀平梨花版の「月の光」もあえてセレクト。子どもの頃から憧れていたと語る浅田へのリスペクトや、トリプルアクセルへの重みを口にしながら、自らの原点を明かしていく。

■「鳥肌が立つ」と明かした、羽生結弦の代表的なプログラム「SEIMEI」

さらに、尊敬する選手として名を挙げた高橋大輔や鈴木明子、宮原知子らの演技と並び、紀平がセレクトしたプログラムは、羽生結弦が圧巻のパフォーマンスを見せつけた2015年のGPファイナルでの「映画『陰陽師』より『SEIMEI』」。プロ転向後の活躍ぶりも話題を呼んでいる羽生について「神のような存在」と表現しながらも、「この時の『SEIMEI』は特にそう(神のように)感じさせてもらえるような、ゾワっと鳥肌が立つようなプログラムだなと思います」とコメントし、羽生のような滑りを今後の目標と語った。

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放送情報

氷上のプレイリスト~これが私のフィギュアスケート観~
放送日時:2023年3月18日(土)19:00~
チャンネル:テレ朝チャンネル2
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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