羽生結弦の革新的なアイスショーになぜ心揺さぶられるのか?プロスケーターとしての歩みを"原点"となった「プロローグ」と舞台裏密着映像から振り返る

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続いてお目見えするのが、「プロローグ」、スケーター史上初の東京ドーム公演「『GIFT』 at Tokyo Dome」の成功を経て臨んだ、自身が企画・台本・出演・制作総指揮を務める"ICE STORY(アイスストーリー)"の第2弾「RE_PRAY」。

2023年11月から2024年4月にかけて埼玉・佐賀・横浜・宮城の全国4都市を巡り、全国各地の映画館でライブ・ビューイングまで行われたこの「RE_PRAY」ツアー(埼玉公演・第2日を放送)では、PerfumeやELEVENPLAYなどテクノロジーと身体表現を融合させたライブ演出で知られるMIKIKOが演出を担当。羽生自身の経験の中でも大きな要素だという"ゲーム"をモチーフに、生きていく中で人として根源から湧き上がる思いや願い、そして"祈り"をスケーティングとして形にした。

さらに2024年12月から2025年3月まで全国3都市で行われた"ICE STORY(アイスストーリー)"の第3弾「Echoes of Life」(千葉公演・DAY2を放送)では、これまでの自叙伝的な作品ではなく、初の"小説"を執筆し、オリジナルな物語を展開。羽生演じる主人公"Nova"が、さまざまな"音"と出会い、「わたしとは?」「命とは?」といった哲学的な問いを模索していく――人生の旅路や成長をテーマに据え、「生きる」ことの本質を問う物語を紡ぎあげ、プロスケーターとしてはもちろん、人間としても更なる深みを増した姿でファンを魅了した。

プロアスリートとして転向後も、フィギュアスケートを突き詰め、未知の領域へと挑み続けている羽生結弦。2026年という新たな年を迎え、再び歩み始めた今、これまでの革新的なアイスショーを通して進化の過程を振り返ってみたい。

文=HOMINIS編集部

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