"6連敗"の空気を断ち切った一振り 中日ドラゴンズ・村松開人、劇的サヨナラ弾に込めた思い

スポーツ

セ・リーグ 中日ドラゴンズ・村松開人選手が、「2026年3、4月度スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。

この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えるもので、村松選手は初受賞となる。

村松選手は、4月24日にバンテリンドームナゴヤで行われた対東京ヤクルト4回戦で、1点を追う9回裏、一死二、三塁の場面から右翼席へ劇的な逆転サヨナラ3ランを放った。

この日の中日は、2回裏に先制するも、直後の3回、4回に失点を重ね逆転を許す苦しい展開。6回裏に2点を奪って一度は同点に追いついたものの、8回表にサンタナ選手のソロ本塁打で再び勝ち越しを許し、連敗中のチームには重い空気が漂っていた。

それでも9回裏、先頭の細川選手が安打で出塁すると、代打・川越選手の二塁打でチャンスを拡大。打席には、この日ここまで無安打だった村松選手が入る。

村松選手はカウント1-0からの2球目、低めの落ちる球を完璧に捉えると、打球は今シーズンから新設された右翼ホームランウイングへ。自身バンテリンドーム初アーチとなる劇的な逆転サヨナラ弾で、チームの連敗を「6」で止め、本拠地を熱狂の渦に包み込んだ。

――初の受賞となります。受賞の感想をお願いします

「初めてこういう賞を取れたことを本当に嬉しく思いますし、ああいう場面で打てたのは、自分も運を持ってるなと思います」

――6連敗中という苦しい状況の中で飛び出したサヨナラホームランでした。改めて振り返っていかがですか?

「苦しい状況の中でも、なんとか流れを変えたいという思いは常にありました。その結果としてああいう形になって、少しでも流れを変えることができたので、素直に嬉しく思っています」

――9回裏1点ビハインドという場面でしたが、どんな気持ちで打席に入りましたか?

「まずは同点に、という気持ちで打席に入っていました。その結果がそれ以上のものになって、すごく嬉しかったです」

――打った瞬間の感触はいかがでしたか?

「感触は良かったんですけど、入るとは思わず走っていました」

――バンテリンドームでは自身初ホームランとなりました。打った後の雰囲気や景色は覚えていますか?

「本当に一生の出来事みたいな感覚で、正直あまり覚えていないんですけど、勝った瞬間は最高な気持ちでした」

――新設されたホームランテラスを沸かせる一発にもなりました。意識していた部分はありましたか?

「そうですね、ありました」

――これまでにもサヨナラ打はありましたが、今回の一打は特別なものになりましたか?

「全然違いましたね。連敗中だったので、本当に流れを変えるような一打になって、自分としてもすごく嬉しかったです」

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