山本昌内川聖一との対戦は「投げるところがなかった」対談で共感した野球人生への向き合い方

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――内川さんから見て、現役時代の山本さんはどのような印象でしたか?

内川「『体が大きいな』というのが第一印象です。マウンドに立って振りかぶる姿を見て、『うわ、でかい』と思いました。

僕は若い頃、左ピッチャーを打たないと試合に出られないという状況もありました。だから、何とか打ちたいという気持ちで、ずっと対戦させてもらっていましたね」

――今回の対談で、特に印象に残った内川さんのお話はありますか?

山本「内川さんは、すごくフラットな感覚を持っている方なんです。僕が共感できるところも、とても多かったですね。

内川さんは、自分はマイナス思考だと話していました。僕もそうなんですけど、マイナス思考の中でどうしていくか、最悪の結果にならないようにどう努力していくかということを、ずっとやってきた方なんだと感じました。だから、話がすごくよく分かりましたね。

打撃に関する理論的なお話にも、これまで聞いたことがないような部分があって、『さすがだな』と思いました。僕自身、今日の収録はすごく勉強になりましたし、『なるほど』と思うことが多かったです」

――内川さんは、今回お話しされた中で、視聴者の皆さんに特に注目してほしいことはありますか?

内川「現役を辞めた後、記録を見て『すごいですね』と言ってくださる方が多いんです。残した記録や獲得したタイトル、いろいろな賞を評価していただけるのは、もちろんありがたいことです。

ただ、そこに行き着くまでには、みんないろいろなことがあると思うんです。全てが順風満帆に進んで、タイトルを取れるわけではありません。

何かがプラスに変わる前には、マイナスの出来事や、きっかけになる経験がある。これは僕だけではなく、誰にでもあることだと思います。そういう部分も番組を通して感じていただきたいですね」

――最後に、番組を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いします

山本「内川さんは大選手ですけど、その野球人生にはいろいろな紆余曲折があり、野球を辞めなければいけないかもしれない時期もありました。

技術的なこともたくさん話してもらっています。野球の指導者の方はもちろん、お父さんやお母さん、子どもたちにも、ぜひ見てほしいです。おすすめです!」

内川「山本さんに、僕自身の話を引き出していただきました。番組名の通り『マサNOTE』という名前がついていますけど、山本さんが記すノートの中に僕も加えてもらって、呼んでいただけたことは非常にありがたかったなと思います。僕が歴代何人目のゲストなのかもお聞きしましたけど、たぶん皆さん、一人一人違うと思うんです。その違いがまた面白いですし、山本さんがこの番組の歴史を作ってくださったからこそ、僕も呼んでいただけたのだと思います。

もちろん僕の回も見てほしいですけど、いろいろな方のいろいろな回を見てもらって、『みんなそれぞれ違うんだな』と感じてもらえると、番組の見方も変わってくるのかなと思います。いろいろな方がいて、その中に僕がいるということでもありますので、その歴史を知って見てもらえると、さらに山本さんのすごさが分かるんじゃないでしょうか」

山本「いや、俺は何なんだよ(笑)」

文=HOMINIS編集部

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