「勝ったからいいわけではない。ただし、勝ったことを評価すべき」岩政大樹がアジアカップ・サウジアラビア戦を分析 pt.1【動画あり】

2019年1月21日、サッカー日本代表はAFCアジアカップ2019のラウンド16でサウジアラビア代表と対戦し、前半にCKから冨安健洋のヘディングで先制すると、押し込まれながらも虎の子の1点を守り切り、準々決勝(24日・ベトナム戦)へと駒を進めた。

試合終了直後より、スカパー!で無料生放送・LIVE配信された「スカサカ!ライブ.net ~アジアカップ2019徹底検証~」では、元日本代表DF岩政大樹、サッカーライターの清水英斗の両氏が試合を分析。勝ったものの、相手を内容で上回れなかったことを指摘する声に、岩政氏は「今を見るか、未来を見るかで印象は変わる。今日の試合ではチームは勝つためにやることを完遂した」とサッカーの本質について語った。

番組が配信されているYoutube上で「アジアカップで『勝ったからいい』なんて初めて聞いた。今の代表、弱いんだな」というコメントがあったことを清水氏が紹介すると、岩政氏は「僕は『勝ったからいい』という言い方はしていない。ただ、サッカーは勝つためにプレーする。勝つための最適解を試合の中で選手達が判断して、具体的に考えながら90分戦っていく。それを今日の試合は完遂できたということになる」と語る。

もちろん、未来を見つめる継続的な視点から言えば、「日本代表の戦い方として『本当にあんなにボール取れないんですか? カウンター打てないんですか? 相手のプレスを外せないんですか?』ってことを考えると、確かに色々な課題があった」としながらも、「今を見るなら素晴らしい結果を出した。そこを評価しなければ、サッカーの目的が変わってしまう」とコメント。『試合に勝つ』というサッカーにおける第一目標をチームが達成したことを、まずは評価すべきとした。

また、「確かに面白みのない内容にはなっているが、中島翔哉の離脱、大迫勇也の不在の中でよく勝ち切っているとも言える。逆に以前の日本代表では、良いサッカーをしながらも勝てないことを批判されることがよくあった。こういうサッカーでも勝ち切るということは重要な要素。これは日本代表だけじゃなくて、ユベントスやバイエルンといった世界の強豪クラブも、こういう(苦しい内容の)試合を勝ち切る」とも語り、改めて「今」と「未来」という二つの視点での評価があることを強調した。

なお、次の「スカサカ!ライブ.net」は準々決勝・ベトナム戦終了直後の1/24(木)深夜0:15から放送する。

放送・配信された動画はこちらからご視聴頂けます。

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放送情報

スカサカ!ライブ.net ~アジアカップ2019徹底検証~
2019年1月に行われるアジアカップ2019。サッカー日本代表の試合直後に生放送スタート!
2018年まで現役選手として活躍してきた元日本代表DF岩政大樹、日本代表の戦いに鋭い視点で切り込むサッカーライター清水英斗の二人が、皆さんから寄せられた質問に答えながら、数分前に終わったばかりの試合を深く熱く分析します! 森保監督就任後初の公式戦で日本の選手たちはどのような戦いを見せるのか? 試合から見える収穫と課題を共に確認しましょう。
グループステ―ジの3試合はもちろん、日本が勝ち上がればノックアウトステージも放送予定です!

■放送予定
準々決勝 ベトナム戦:2019年1月24日(木)深0:15~1:00
ラウンド16 サウジアラビア戦:2019年1月21日(月)後10:15~11:00
グループステージ第3節 ウズベキスタン戦:2019年1月17日(木)深0:45~1:30
グループステージ第2節 オマーン戦:2019年1月13日(日)深0:45~1:30
グループステージ第1節 トルクメニスタン戦:2019年1月9日(水)後10:15~11:00
※試合が延長戦、もしくはPK戦となった場合、開始時間を試合終了後に遅らせて放送
※配信開始時間、配信終了時間は前後する可能があります


チャンネル:スカサカ!<無料生放送>
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