小久保裕紀監督もいい意味でプレッシャー」五十嵐亮太が挙げる投打のキーマンと優勝への"条件"

ソフトバンク優勝のキーマンを挙げた五十嵐亮太
ソフトバンク優勝のキーマンを挙げた五十嵐亮太

撮影:西日本新聞社

小久保裕紀新監督が就任し、ソフトバンクは4年ぶりのV奪還を旗印に新たなスタートを切った。ヤクルト、ソフトバンクOBでメジャーでも活躍した五十嵐亮太が、今回「スポーツライブ+」の解説でホークスのキャンプ地・宮崎市生目の杜運動公園を訪問。ソフトバンクに在籍した6年間は同地で汗を流した五十嵐亮太に、番記者としてホークスを長く取材する西スポWEB OTTO!の小畑大悟記者がインタビューしました。最終回のテーマは「戦力、選手の分析」です。(全3回の3回目) ※1回目はこちら ※2回目はこちら

――まずは昨季の振り返りから。中軸を打てる近藤健介選手、抑えを任せられるロベルト・オスナ投手などの大型補強を行ったが、3年連続で優勝を逃した。最大の要因は

「厳しいことを言いますけど、要因は(藤本博史・前)監督だと思います。勝ったら監督の力だし、負けたら監督の責任。だけど、監督がやりたい野球に選手が応えられたかというとそうではないわけで。当然、全体にも要因があるけど、それをコントロールするのも監督ですからね」

――戦力は充実していた

「戦力はそろっていたと思うし、もちろん優勝するだろうと予想していました。ただ、シーズンは難しい。藤本さんとたまにお話をして、思うように動かないことや裏目に出てしまうことなど監督の苦しさを聞いていました。どのチームにも起こりうることだけど、わずかなところでイメージ通りにいかない試合が続き、何かが崩れてしまった時に立て直すのが難しかった。打線では1、2番打者が固定できませんでしたね。中軸がしっかりしているだけにその前が打てば、もうちょっと形になったと思います」

――そういう点を含めて、監督の責任は大きい

「選手にも責任はあるけど、やっぱりこの世界は、うまく(ピースを)はめられなかった監督、コーチに責任があるのかなと思います。ただ、『監督やコーチのせい』ということを選手は絶対に言ってはいけません。監督、コーチは自分たちの責任と思っていてほしいし、選手は選手で自分たちの責任だと思うような関係性を持って、戦ってもらいたいと思います」

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