岩政大樹が指摘した川崎Fの「『外』の使い方」とは?

J1リーグ開催週の日曜日21:00~から生放送されている『平畠会議』。4月7日に放送されたJ1第6節の回では、司会の平畠啓史氏とともにゲストに元日本代表の名良橋晃氏、岩政大樹氏、安永聡太郎氏を招いてフランクに議論が行われた。

今回最初の議案は4月5日に行われた川崎フロンターレvsセレッソ大阪。試合はFW柿谷曜一朗の先制点でC大阪が先制するも、川崎FはFW知念慶のゴールで追いついてドロー決着となった。

岩政氏が提議したのは川崎Fの「『外』の使い方」について。優勝を果たした昨季との違いについてこのように分析する。

「C大阪は5−4−1のブロックを作って中盤の4枚が相当狭くしていたというのを意識させたと思う。今の川崎と対戦する時はエウシーニョがいないので、外側はやらせてもいいよと、あえて外に誘導させているように見える。昨年まではエウシーニョと家長に崩されてしまうことを相手チームは懸念していたが、今はこれがないので相手は困らない」と指摘。さらに、「中を使うために外の配置とか立ち位置とか崩し方をチームとして作るべき」と提言した。

対して、C大阪については、外で崩したい意図は見えたとしながらも、3バックの片山瑛一、木本恭生のオーバーラップを生かせなかった点を指摘していた。

現役時代にサイドバックとして活躍した名良橋氏も「攻撃のバリエーションというところの崩しが停滞しているので、エウシーニョの不在が際立っている」と改めてその存在の重要さを口にした。

2つ目の議案に上がったのは4月6日、松本山雅FCvsヴィッセル神戸のナイトゲーム。試合は今季初先発のDF飯田真輝らの得点で松本が神戸を下した。

ここでは安永氏が「ドリブルの間の作り方」について実際にボールを使って熱く解説。

神戸のイニエスタがステップワークと体の使い方でマークを剥がしているのに対し、松本の前田大然は基本的に体の前でドリブルするためにマークを複数剥がせない現状を説明。前田は「間のずれ」と得意のスピードを組み合わせることで、持ち味をさらに活かせると分析した。

このほか、オープニングトークではゲストの安永氏の息子である安永玲央が出場した横浜FC戦の話題に。父・聡太郎氏は初めてゴール裏で試合を観戦し、「新鮮だった」と正直な感想を口にする場面も。


最後に、平畠氏が注目選手を紹介する「平ちゃんの超イチ推し!」でサンフレッチェ広島の堅守を支えるGK大迫敬介をピックアップ。5試合連続無失点のチームに現れた19歳を出演者一同絶賛した。

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放送情報

平畠会議

放送日時:4月14日(日) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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