5月3日放送のサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』#102では、J1リーグの序盤戦を振り返った。
J1リーグは全34節のうち10節を終え、FC東京が無敗で首位を走っている。そんなFC東京の好調の要因を、東京ヴェルディなどで活躍していた戸川健太が取材した。
元号が令和に変わった初日の5月1日、FC東京は小平グランドでトレーニングを行った。この日はゴールデンウィーク真っ只中ということもあり、約600人のサポーターが練習場に足を運んでいた。
ここまでのFC東京の戦いぶりについて、戸川氏は「攻守において全員でハードワークできている。特に守備では全体で取りどころをしっかりと作って、奪い切って早い攻撃に繋げている」と、攻守両面のクオリティの高さを評価した。
また、長谷川健太監督は好調の要因として、永井謙佑とディエゴ・オリヴェイラの2トップを中心とした得点力を挙げた。
「今のところは、点が取れていることが好調の要因だと思います。守備の激しさは昨シーズンから継続していて、今シーズンは奪った後の攻撃をテーマにしています。永井とディエゴには、相手が特徴を分かっていても抑えられないくらいのクオリティを求めています」
ディエゴ・オリヴェイラは、第9節終了時点で得点ランキング1位タイの7得点を記録。3月27日に第1子が誕生して以降は、公式戦6試合連続ゴールを挙げており、本人も「子どもが生まれたことで大きなモチベーションができた」と語っている。
戸川氏はFC東京のキーマンとして、今シーズンからキャプテンを務めている東慶悟の名を挙げた。「ここまで彼のキャプテンシーは、グラウンドの中でも外でも目立っている」と絶賛したが、東本人はキャプテンとしての役割をこのように語っている。
「今シーズンはキャプテンを任されることになって、個人的にも悔いがないようにしたいと思っています。キャプテンがダラダラしているとチームもそうなってしまうので、練習から常に気合いを出していきたいという気持ちは強いです」
最近ではボランチでの出場時間も増えており、プレーの幅を広げている東。今シーズンの目標として「令和元年優勝」を掲げており、FC東京のリーグ初優勝に向けて活躍に期待がかかる。
毎週金曜日21:00~放送されているサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』。次回は5月10日(金)21:00~スタートの予定で、YBCルヴァンカップ第5節全試合ハイライトや、Jリーグクラブ取材レポートなどを放送する。
放送情報
スカサカ!ライブ
放送日時:2019年5月10日(金) 21:00~
チャンネル:スカサカ!
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