岩政大樹が分析「名古屋の好調の要因とは?」

5月10日放送のサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』#103では、Jリーグの注目クラブとして名古屋を特集。岩政大樹がトヨタスポーツセンター練習場に足を運び、選手に取材を行った。

J1リーグ復帰を果たした昨シーズンは残留争いに巻き込まれ、15位でリーグ戦を終えた名古屋。しかし、今シーズンは開幕から好調をキープし、第10節終了時点で2位に位置している。昇格2年目を迎えた名古屋について、岩政は「名古屋としての戦い方が、ある程度板についてきて、いろいろな状況に対して落ち着いて対応できている」と好調の要因を分析した。

風間八宏監督が就任して3年目となり、チームにはポゼッションサッカーが浸透してきている。リーグ戦ではここまで2敗を喫しているが、まだ連敗は許していない。

今シーズンからキャプテンを務める丸山祐市は「風間監督のもとで自分たちのスタイルを構築しつつ、できなかった部分を次の週の練習からやっている。今は本当に良い状態なのかなと思う」と、練習の中で上手く立て直しが図れていると語った。

第10節終了時点では、リーグ1位となる18得点を叩き出している。その攻撃力に加えて、守備でもリーグ4位タイの7失点を記録。昨シーズンはリーグ17位タイの59失点に終わったが、守備が安定してきたことも好調の要因に挙げられる。

今シーズンの名古屋は、吉田豊、米本拓司、ジョアン・シミッチなどが新たにチームへ加わった。岩政は「ボランチは新加入の米本とシミッチがフィットして、悪い取られ方をすることが減った。それによってカウンターが受けづらくなった」と新戦力の2人を評価した。

その米本は「アーリア君(長谷川アーリアジャスール)やジョーも守備をしてくれる」と、2トップの守備への貢献について触れた。

「前の頑張りがあってこそ、僕やジョアン(・シミッチ)がボールを取れていると思います。11人全員がそういう意識を持っているからこそ、今のサッカーができているのではないかと感じています」

現在2位の名古屋は、首位のFC東京を追いかけている。キャプテンの丸山は昨シーズン途中にFC東京から加入したが、古巣について尋ねられると「意識しています」と心境を明かした。

「僕が名古屋に加入してからは、練習試合も含めてFC東京に勝てていなかったので。米本や長谷川(アリーアジャスール)さんにとっても古巣ですし、いい優勝争いができたらいいなと思っています

毎週金曜日21:00~放送されているサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』。次回は5月17日(金)21:00~スタートの予定で、U-20ワールドカップやFAカップ決勝の展望などを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年5月17日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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