U-20W杯開幕間近!影山ジャパンは「みんなの思い」を背負って戦う

5月17日放送のサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』#104では、開幕が間近に迫ったU-20W杯について議論が行われた。

W杯に臨むU-20日本代表のメンバーが5月7日に発表された。この世代の中心を担ってきた久保建英(FC東京)、安部裕葵(鹿島)、大迫敬介(広島)が招集外となり、滝裕太(清水)はケガで離脱となった。メンバーについてMCの岩政大樹はこう語る。

「久保、安部、大迫の3選手はコパ・アメリカに選ばれると思いますが、この年代は彼ら以外にもJリーグで活躍している選手たちがたくさんいます。特にCBの選手たちは出場機会を得ているので、持ち帰ったものをJリーグに還元してほしいです」

また、スタジオゲストの森岡隆三と河治良幸も、それぞれの意見を述べた。京都U-18の指導経験を持つ森岡は、当時指導していたGKの若原智哉(京都)について、かつての印象を交えながらコメント。「しなやかでスケールのある選手。中学・高校時代は不安定なところがあったが、Jリーグに出て責任感が増しているし、安心感がある」とプロでの成長に目を向けた。

そして、2人が口を揃えて語ったのは、滝の負傷離脱について。滝は千葉合宿2日目、自身の口から涙ながらにチームメイトへ負傷離脱の旨を告げたという。河治は「選手たちは滝の分までやってやるんだという気持ちになった。U-19の時に国際大会で準優勝したメンバーも何人か外れているし、選手たちはみんなの思いを背負って戦ってくれると思う」と、よりチームの結束が強固になったのではないかと考察している。

チームは合宿2日目の5月12日、流通経済大学とトレーニングマッチを実施。宮代大聖(川崎)の2ゴールを含むゴールラッシュを見せ、5-0と快勝を収めた。影山雅永監督は「行きたくてもいけない選手たちのためにも、選ばれたメンバーとスタッフで最大限に戦わなければいけない」と、本大会に向けて意気込んだ。

トレーニングマッチでは、その週に行われたリーグ戦に出場したメンバーは起用されなかった。キャプテンの齊藤未月(湘南)や、攻撃の起点を担う藤本寛也(東京V)らが欠場したが、彼らは本大会では主力となることが予想される。Jリーグで活躍するメンバーが合流することで、チームに更なるハーモニーが生まれそうだ。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』。次回は5月24日(金)21:00~スタートの予定で、JリーグYBCルヴァンカップ第6節のレビューや、北川航也(清水)のインタビューなどを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年5月24日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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