6月28日放送のサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』#109では、コパアメリカ2019での日本代表の戦いを振り返った。
日本は、6月25日にエクアドルと対戦。勝てばグループステージ突破が決まる試合だったが、1-1で引き分け予選敗退に終わった。
前節のウルグアイ戦の先発から1人を入れ替え、トップ下に久保建英(FC東京→レアル・マドリード)を起用した日本。開始早々はエクアドルのプレスに捕まるシーンがあったものの、徐々に中盤でボールを保持してチャンスを作り出せるようになった。
スタジオゲストの安永聡太郎は、2列目の選手たちの特徴を活かせていたからこそ、チャンスができていたと分析した。
「2列目の中島翔哉(アルドゥハイル)、三好康児(横浜FM)、久保はバイタルエリアでボールを受けるのが上手い。そのスペースを作る動きを岡崎慎司(レスター)がやる。柴崎岳(ヘタフェ)も彼らにボールを送る立ち位置ができていた。2列目の選手たちが狭いところで受けるのが上手だからこそ、自信を持ってプレーできていた」
東京五輪を見据えてU-23中心のメンバーで挑んだ今大会だが、他国の監督からは「敬意の足りないメンバーだ」と批判を受けた。その中でも健闘を見せた東京五輪世代に対して、MCの中田浩二は「すごく良い経験ができたし、予想以上に戦ってくれていた」と評価を示した。
また、スタジオゲストの播戸竜二は「僕らの世代は、1999年のワールドユースで準優勝、シドニー五輪でベスト8、そして日韓W杯でベスト16。このような流れで、彼らの世代もカタールW杯までいけるのではないか」と、今大会の健闘から先を見据えた。
東京五輪世代の奮闘には、"代表常連組"も刺激を受けたことだろう。また、トゥーロン国際大会で準優勝したメンバーも黙っていないはず。ここから東京五輪、カタールW杯に向けて、競争が激化していく。
毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組『スカサカ!ライブ』。次回は7月5日(金)21:00~放送スタートの予定で、天皇杯2回戦の特集や、コパアメリカ2019の総括などを放送する。
放送情報
スカサカ!ライブ
放送日時:2019年7月5日(金) 21:00~
チャンネル:スカサカ!
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