「あんなシュートは見たことない」福田正博ダビド・ビジャのゴラッソに大興奮

7月7日放送の「平畠会議」J1第18節の回では、司会の平畠啓史とともにゲストに福田正博、水沼貴史、都並敏史を招へい。週末のJ1について熱い議論が行われた。

今回議案に挙がったのは、7月6日に行われた清水vs神戸の一戦。試合は1-1の同点で前半を折り返すと、後半にドウグラスの得点で清水が勝ち越し、そのまま2-1で勝利を収めた。

この試合でゲスト一同が絶賛したのは、神戸の同点弾となったダビド・ビジャの得点だ。GKと1対1の局面で、華麗なダブルタッチシュートを決めたが、福田は「今までのサッカー人生で、あんなシュートは見たことない」と舌を巻いた。

「ダビド・ビジャの凄いところは、シュートを打つために何のプレーを選択したら良いかが瞬時に判断できていること。相手が一番嫌なことを選択しているし、これはトップの選手だなと思う」

試合の解説を務めた水沼は、「一瞬で閃くんだと思う」と、ダビド・ビジャのセンスを推察。解説中には思わず「うま〜い!」と叫んでしまっていた。

都並は「良いFWは試合の状況に合わせて足が動く。ハリルホジッチさんも現役時代はステップがとても上手かった」と、日本にも馴染みの深いレジェンドを引き合いに出した。

また、都並はボードを使って得点シーンを解説。右サイドバックのエウシーニョ(清水)が、郷家友太(神戸)の飛び出しを警戒するあまり、清水のディフェンスラインにズレが生じていたという。

このズレを見逃さなかったダビド・ビジャが、清水のセンターバックの間でボールを受け、見事なトラップからネットを揺らした。ポジショニングの妙が際立った得点だったが、元FWの福田はこのように分析した。

「オフサイドになっても問題ないからと、何回もチャレンジしている。90分を通して駆け引きが存在しているし、1試合に10点も20点も取ろうとは考えていない。1回、2回成功すれば上出来だと思ってやっている」

これに対して、元DFの都並は「いいよね、ディフェンスは1回でもミスしたら怒られるから」と笑いながら口にした。

今シーズン10得点目を決めたダビド・ビジャは、J1で二桁得点に一番乗り。一方で清水のドウグラスは、クラブ新記録となる7試合連続得点。まさに記憶にも記録にも残る試合となった。

J1リーグ開催週の日曜日21:00~生放送されている「平畠会議」。次回のJ1第19節の回は、7月14日(日)21:00~放送スタートの予定となっている。

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放送情報

平畠会議

放送日時:7月14日(日) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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