3連覇を狙う川崎F 中村憲剛谷口彰悟が現状を語る!「残り3つのタイトルをみんなで獲りにいく」

7月19日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#112では、J1王者・川崎Fを特集。岩政大樹が練習場に足を運び、取材を行った。

3連覇を目指す今シーズンの川崎Fは、開幕から4試合未勝利とスタートダッシュに失敗。スタジオゲストの安永聡太郎は「エウシーニョの穴をなかなか埋めきれなかったし、ACLもあって過密日程だった」と序盤戦で苦しんだ原因を分析した。

現在は第19節を終えてわずか1敗で、14試合負けなしと好調を維持。2試合未消化の中、首位・FC東京と勝ち点7差の4位に位置している。

スタジオゲストの森岡隆三は「レアンドロ・ダミアン選手など、今までのスタイルとは違った色の選手を獲ってきた。新たなチャレンジをしながら上位をキープしていて、楽しみなチームになってきた」とチームの上積みを実感していた。

今シーズンはリーグ最少失点の堅守を誇る一方で、引き分け数がリーグ最多の8試合を記録。岩政は「選手が入れ替わって変化が加わったこと」と「相手チームが勝ち点1でも取ろうという意識で戦ってきていること」の2つを、勝ちきれない試合が多い要因に挙げた。

その中でDFリーダーの谷口彰悟は、リーグ最少失点の守備陣にも課題を感じている。

「後ろが粘っていても勝ちきれないのは、前線だけの問題ではないと思っています。もっとリスクを掛けて攻撃に行かせてあげるとか、強気な守備をやらないと崩していけない相手が多くなってきていると感じます」

前節、首位・FC東京との多摩川クラシコを3-0で制したことは、大きな自信に繋がりそうだ。谷口は「インテンシティの高いゲームができたし、こういう試合をやっていたなと思い出す感覚になった」と試合を振り返っている。

また、約1ヶ月半の負傷離脱を強いられていた中村憲剛の先発復帰も大きな要素だった。後半戦に向けて、中村は「前半戦は苦しんだものの、ほとんどの選手が試合に出ていた。ACLの敗退はJリーグ王者として悔しい思いがあったし、あと残り3つのタイトルをみんなで獲りにいくしかない」と強く意気込んだ。

毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は7月26日(金)21:00~放送スタートの予定で、鹿島アントラーズの特集や、競技規則変更についての解説などを放送する。

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放送情報

スカサカ!ライブ

放送日時:2019年7月26日(金) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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