8月9日放送のサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」#115では、浦和を特集。磐田や湘南で活躍した松原良香が練習場に足を運び、取材を行った。
今シーズン、5月にリーグ戦で4連敗を喫した浦和は、オズワルド・オリヴェイラ監督を解任。ヘッドコーチを務めていた大槻毅氏が後任に就き、指揮を執っている。
現在は8勝6分8敗で10位。守護神の西川周作が「順位と勝ち点には全然満足していない。自分たちがこの位置にいるというのは、見つめ直さなければいけない」と語るように、チームにとっては物足りない数字だ。
中位に沈んでいる原因について、松原は「良い時の浦和は、選手のコンビネーションで点を取ることができる。ただ、今年はここまで1試合の平均得点が1しかない」と攻撃面の課題を指摘した。
第22節を終えて、得点数はリーグワースト5位の22得点。西川もこれまでの戦いを振り返り、得点力不足を課題に挙げた。
「序盤戦は守るだけになってしまっていて、押し込まれてピンチというシーンが多くありました。1点取った後に2点、3点取ることが、今はチームとして取り組むべきこと。攻撃で複数得点を奪って、後ろがしっかりと0に抑える。そこができれば良いと思います」
スタジオゲストの都並敏史は「攻撃の華麗さを売りに上昇してきたクラブ。針に糸を通すようなコンビネーションと精度を求められる中で、マウリシオなどがルールを守らず、勝手に動いたりしてしまうことがある」と、松原と同様に連携と意思統一の不足を口にした。
攻撃陣の得点数に目を向けると、エースの興梠慎三がチームトップの9得点を上げている。一方で、シャドーのポジションを担う武藤雄樹とファブリシオは未だ無得点。松原氏は両選手の奮起に期待を寄せた。「興梠は素晴らしい活躍をしているが、1人で点を取れるわけではない。周囲との連携を強化して、チーム全体でシャドーに点を取らせる形も作らなければいけない。前線の3人のコンビネーションが深まれば、得点につながるはず」
毎週金曜日21:00~生放送されているサッカー情報番組「スカサカ!ライブ」。次回は8月16日(金)21:00放送~スタートの予定で、天皇杯3回戦の特集などを放送する。
放送情報
スカサカ!ライブ
放送日時:2019年8月16日(金) 21:00~
チャンネル:スカサカ!
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