新助っ人がいきなり大仕事!阪神・Y.ソラーテの劇的逆転弾に「スカパー!サヨナラ賞」

サヨナラ賞を受賞したY.ソラーテ選手
サヨナラ賞を受賞したY.ソラーテ選手

セ・リーグ 阪神タイガース Y.ソラーテ選手が、7月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

7月30日、阪神甲子園球場で行われた中日ドラゴンズとの15回戦、本拠地デビュー戦となったY.ソラーテは5回に球団通算8000号となるメモリアルアーチを放った。その後、逆転を許し、1点ビハインドで迎えた9回裏無死1塁の場面で、この日2本目となる逆転サヨナラ2ランホームラン。
Y.ソラーテ選手のサヨナラ打は来日初。自らの本拠地デビュー、球団の歴史に名を刻むメモリアルアーチにも華を添える大活躍だった。

――7月度の「スカパー! サヨナラ賞」受賞の感想を。

「率直に嬉しく思っています。この賞をいただいて、自分の数字に関わらず、まずチームが勝つことが大事だし、その中で自分も阪神に呼んでもらっている以上、チームに貢献したいという思いで来ています。その意味ではあの試合が、ああいう良い試合になったことは喜んでいますし、すごくファンの方々に支えられてきたので、自分の数字に関係なく、チームが勝てるように、これからもしっかりやっていきたいと思います」

――サヨナラの瞬間を振り返って、どういう気持ちで打席に立っていた?

「シンプルに集中して打席に入りました。あの瞬間しっかりとスイングできたらホームランということも考えていたんですけど、それ以上に集中してスイングしてセンターにという思いで立っていました。自分達のホームでやった試合だったので、歓声もすごくて、何とかして勝利に導こうと思った結果が、あのような形になって良かったと思います」

――打った瞬間の手応えは?

「行ったとは思いましたけど、ちょっとポールに近かったので中に入ってくれるかなっていう思いはありました。入ってくれてよかったです」

――ニックネームが"セクシータイム"ということですが、大歓声を浴びてベースを1周する時間は、どんな時間?

「いつも"セクシータイム"という言葉を使っているんですけど、自分も内面からセクシーでいたいなという思いがあって使っています。日本に来て、いろんな方々が『セクシー』とか『セクシータイム』と言って下さるので、自分としても声援が力になっていますし、毎日全力で戦うことができています」

――劇的な一打の前にも球団通算8000号ホームラン。初めての甲子園でのゲームで、劇的なホームランが2本打てたことは、どう感じている?

「そこまで考えていなかったんですけど、ファンの方々がいつも声援を送ってくれるおかげかなと。
本当に心からそう思っていますし、会見前日の試合も9回にマルテ選手がヒットを打って、私が四球を選んで、最後は大山選手のホームランというように、やっぱりファンの方々が最後まで応援して下さることが結果につながっているのかなと思っています」

――熱狂的なタイガースファンの印象は?

「自分だけでなく、チームみんなを応援し続けて欲しいと思いますし、出来る限りダンスなどをして盛り上げていきたいです。一打席一打席、全力でチームのためになるように頑張りたいと思います」

インタビューを受けるソラーテ選手

――試合前に験を担いでいることはありますか?

「日本とアメリカとでやっていることが違うので苦戦していますけど、日本の練習になるべく慣れるように、今はそれに集中しています」

――メジャーリーグでも素晴らしい実績を残されていますが、海外と日本の野球で違うところは?

「大きく違うところもたくさんありますが、違いがあっていいと思います。プロフェッショナルとしてアメリカでは対応できたので、日本でもしっかり対応していきたいと思います」

――休日のリラックス方法は?

「家族と過ごす時間を大事にしています。娘もいるので、一緒に過ごす時間が、私にとってすごく大事ですし、今までの野球のキャリアの中でも家族が居てくれなかったら、ここまで続けられなかったので、そういう意味でも家族と過ごす時間を大事にしています」

――最後に。スカパー!で試合終了まで視聴し、応援しているファンの方に向けてメッセージを。

「観て下さっている皆さんに、これからも試合を観て応援を続けて下さったら、と思います。 自分も、その声援がすごく大事で、今後のプレーにすごく影響してくるので、これからも続けて応援していただければと思っています」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー! 」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。
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